仕事

コンビニ店員を“バイ菌”扱い…カスハラ客の非常識に怒り心頭

 カスハラ(カスタマーハラスメント)という言葉が注目を集めているが、サービス業をしている人ならば、だれでも一度は失礼な客に憤慨した経験があるだろう。コンビニで長く働いてきた筆者。辞めていた時期もあるが、現在はライター業の傍ら、知り合いの店長に「人手不足」を理由に頼まれ、空いた時間だけ手伝う生活をしている。
コンビニ

※写真はイメージです(以下同)

 今回は、コンビニで「それは失礼じゃないか」と感じた客をピックアップして紹介したい。

店員から評判の悪いイヤホンをつけたままの客

 たまにいるのが、コードレスのイヤホンをつけながら店内で電話をしている客。正直、気になって仕方がないし、止めて欲しいと思っている。まるで独り言をブツブツと言っているようで、店内に入ってきた他の客も一瞬ギョッとする。  その内容も急な仕事の話ならば仕方がないと思う部分もあるが、たいていはくだらない話をしている。そして、通話状態のままレジにやってくるのでコミュニケーションが取れない。そもそも人に対して失礼なのではないか。スタッフからの評判はもちろん悪い。

商品を買わずに両替だけしたい人は“客”じゃない

 現在、筆者が働く店では両替をお断りしている。それはレジの横にも書いてある。銀行などでも手数料が取られるはずだ。  それでも時おり、客に頼まれることがある。正直、何かしら20円ぐらいの安い商品でも買えばいいだけで、それは構わないと思っているのだが……。  ある日、今まで見たことのない20代らしきサラリーマン風の男性が1万円札を手にしながらレジにやってきた。 「すいません、あそこのコインパーキングに使いたいのですが。小銭が必要なので、両替してもらえないでしょうか?」  そんなことを言われてもこちらが困ってしまう。筆者がこう返す。 「申し訳ありませんが、コインパーキングは店とは無関係なので、両替は受け付けていません」 「あ〜あ、してもらえないのですか。どうしよう、小銭がない」  男性はそのまま出て行ってしまった。なぜ、客でもない人に銀行では有料の両替をタダでしなければならないのか。理解に苦しむ。
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店員をバイ菌扱い
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