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しんじょう君を生んだ男の「特産品をもちすぎない」ゆるキャラ戦略

アテンドは小綺麗な男性がいい

地方創生マーケティング術

いかにも「ゆるキャラの隣にいそうなお姉さん」と差別化でき、ゆるキャラ人気に少し幅を持たせられましたかも

 ゆるキャラの性別って男の子が多いので、アテンドのお姉さんと2人であまり仲良くしているとお客さんに嫉妬されてしまいがちなんです。なので、アテンドは男性が良いと思っています。しかも、なるべく清潔で服装も小綺麗に……私もしんじょう君のアテンドを長年やってきたわけですが、すいません。この条件だけは満たせませんでした。でも、絶対にそうだと思います。  ―――ほかにも70個くらいポイントがあるんですが、こちらは追い追い一冊の本にまとめさせてもらうかもしれません。

守時流売れるゆるキャラの法則

①対象を子どもにしたら〝死〟 ②ターゲットは30代以上の女性 ③特産品を持ちすぎない ④目は合わない方がいい ⑤シルエットは丸め ⑥アテンド役は小綺麗な男性 構成/塩野芽衣子 写真協力/守時 健
(もりとき たけし) 地域創生請負人。高知県須崎市の市役所職員として新入職員ながら、ゆるキャラ「しんじょう君」を誕生させ、'16年にゆるキャラグランプリ王者に輝く。その後、須崎市のふるさと納税をSNS&ゆるキャラ戦略で1000倍に増やし、地域活性に貢献。現在は市役所を独立し、SNSマーケティングを使った特産品の情報発信を仕掛ける地域商社「パンクチュアル」代表を務める。著書『日本一バズる公務員

日本一バズる公務員

200万円しかなかった ふるさと納税寄附額を約1000倍に!

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