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芋焼酎が3升ももらえる!「ふるさと納税」が新制度でお得度2倍

100%改訂版得するふるさと納税生活完全ガイド

制度改正にあわせ、大幅加筆した新バージョンが登場

 自治体などのHPから目当ての品物を物色。  何にするか決まったら申し込んで寄付金を支払えば、地方の特産品が自宅に贈られてくる、ふるさと納税。払った寄付金は2000円を除き全額が翌年支払う税金から引かれるため、実質2000円でもらえてしまう大変お得な制度だ。 「実は、2015年4月1日から改正された制度での運用が始まり、お得度が約2倍になりました。減税を受けるためにしなければならなかった確定申告も、給与所得者(サラリーマン)なら一定の条件を満たせばしなくても良くなったので、今年は爆発的に流行るでしょうね」  そう語るのは、「2015年改訂版 100%得をするふるさと納税生活完全ガイド」の著者、金森重樹氏だ。普段は企業グループオーナーとして辣腕をふるい、高額納税者に名を連ねる金森氏だが、年間に申し込むふるさと納税の件数は200件以上。北は北海道から南は沖縄まで、どんな自治体がいくらの寄付で、何をプレゼントしてくれるか?を、徹底的に知り尽くしたふるさと納税の達人だ。 「さきほどお話した『お得度が2倍』というのは、2000円の自己負担で残りは全額控除される『お得にふるさと納税できる上限枠』が2倍になったということで、例えば年収500万円の単身者なら6万7000円までお得にふるさと納税ができてしまいます。 ・お米20キロ ・焼酎1升×3本 ・A4牛肉1キロ ・地ビール330ml×12本 ・りんご 10キロ ・マイナスイオンドライヤー  ざっと、これだけの物がもらえてしまうんです。コストは最初の2000円だけで、です。ね、やらなければ損でしょう」  試しに、記者もやってみることにした。1万円の寄付であの「黒霧島」1升瓶が3本もらえるというので、宮崎県都城市のHPから申し込み。 宮崎県都城市 名前や住所、電話番号などをフォームに沿って入力すると、ものの2分で終わってしまった。後日、都城市から入金先が送られてくるので、銀行振り込みをすれば、翌月に届く仕組みの模様。都城市から発行される寄付証明書を確定申告の際にきちんと添付すれば、2016年の税金から初期費用の2000円を除く8000円が控除される。記者はあと2、3箇所ふるさと納税をするつもりなのだが、かかるコストは最初の2000円くらいなものなので、これはたしかにお得! 余談だが、寄付した金額の使い道を選べるのもよかった。  高級牛や松葉がに、さくらんぼの佐藤錦など、寄付のお礼として贈られてくる返礼品は、目移りするほどラインナップが豊かだった。 「それだけではありません。最近は温泉宿やゴルフなども、ふるさと納税で楽しめるんですよ」  と、金森氏。こんな気前のいい制度を利用しない手はない。金森氏の新著「2015年改訂版100%を得をするふるさと納税生活」では、いくらまでお得にふるさと納税できるか、どんな特典がもらえるか、今のトレンドは何か、がわかりやすく記されている。これを機に、ぜひ皆さんにも賢くふるさと納税をやってもらいたい。 <取材・文/日刊SPA!編集部>
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