女子大生 facebookで繋がった社会人にうんざり
―[ソーシャル就活のセクハラ事件簿]―
今年はソーシャルネットワークを使った就職活動、略して“ソー活”元年と位置づけられている。これに合わせて、学生側も企業側もフェイスブックなどの活用を開始し、より相互が繋がりやすくなったというのだが……。
被害報告2:【ネット上でしつこくされてもうウンザリ】
就活生は企業の社員として対応してほしいのに、社員が一人の異性として対応する“ミスマッチ”がソー活現場で起こっている。
都内在住の大学3年生のY菜さん(21歳)も被害者の一人。
「フェイスブック(以下・FB)でエントリーした会社の男性(35歳)と繋がりました。『いろいろ教えるから』と言ってくれたので、一緒に飲むことに。でも就活の話は最初の30分くらいで終わり。あとは5時間も『どんな男が好みなの?』と就活と関係ない話ばかり。さらに、その後もFB上で就活の近況を書くと、メールを送ってきたり、長文コメントを書いてきたり、写真に“いいね!”を押してきたりと……。絡まれるのが嫌で、漢字名で登録していたFBを削除し、英語表記で作り直しました」
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