更新日:2023年05月11日 17:35
ニュース

炎上したスープストックが「間違っていなかった理由」。企業が“平謝り”する時代は終焉か

2)公式アカウントの運営方針を共有

あくまでビジネススタイルで“真面目に”情報発信を行うか、もしくはユーザーに気軽に寄り添うスタンスで“ユルい”キャラクターを設定するのか、企業のブランドイメージに沿った運営方針を事前に策定しておくことが必要です。 しかし、特に後者の場合は、ウケを狙うあまり、他者への誹謗中傷や悪ふざけなど不謹慎な投稿に繋がりやすいので、より慎重さが求められます。

3)複数人で投稿を管理する

更新作業を一人の担当者に任せず複数人で運営し、投稿前に相互チェックをおこなうルールを策定することで、担当者個人の“暴走”を極力防ぐことができます。 ただ個人的には、必要以上に投稿内容が委縮してしまう可能性がありますので、上司によるチェックはあまり推奨しません。そもそも年配の上司の中には、SNSがよくわからないという理由で更新作業を若手に任せっきりにしているという方も多いのではないでしょうか。 複数人によるチェックは必要ですが、できれば対等に意見を交わすことができる関係性を保ったメンバーで運営していくことが理想です。
次のページ
公式アカウント管理用の専用端末を用意する
1
2
3
4
5
6
在京テレビ局関連会社、一般企業広報、人材教育コンサル会社を経てネットコンテンツ管理業務に従事。これまで数多くの問題投稿に向き合ってきた経験とメディアやコンサル業界で培った見識を活かし、ネットリテラシー向上を目的とした講演や評論活動を行う。一般社会人や中高生、教育関係者、芸能関係者等に特化した独自の研修プログラムを提供している。温泉ソムリエ、温泉入浴指導員、アンガーマネジメントファシリテーター、国内A級ライセンス資格を所有。
記事一覧へ
おすすめ記事
ハッシュタグ