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国民が「景気回復策をやめるな」と言い続けることが、国を良くすることにつながる/倉山満

妄想大御心は国を亡ぼすことになる

 その三、宮城乱入事件。  敗色濃厚の昭和20年。アメリカに原爆を2発落とされ、ソ連にも裏切られ、ようやく和平の受け入れとなった。最後は昭和天皇の御聖断を仰ぐという最終手段まで使って。  これに不満な青年将校が、「聖戦貫徹」を主張しながら皇居に乱入、上長の近衛師団長を殺害した。  こんな連中がいたから和平ができず、無駄に被害が拡大した。そもそもは正論が通らない世の中になったからだ。  妄想大御心は国を亡ぼす。早めに駆逐すべし。
1973年、香川県生まれ。救国シンクタンク理事長兼所長。中央大学文学部史学科を卒業後、同大学院博士前期課程修了。在学中から’15年まで、国士舘大学日本政教研究所非常勤職員を務める。現在は、「倉山塾」塾長、ネット放送局「チャンネルくらら」などを主宰。著書に『13歳からの「くにまもり」』など多数。ベストセラー「嘘だらけシリーズ」の最新作『嘘だらけの日本古代史』(扶桑社新書)が発売中

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