くすんだカーキ、ベージュ、チャコールグレーなどでコーディネートをまとめると老いた印象が加速します。にもかかわらず40代50代と年齢が進むごとになぜかこれらの色を使いたがる不思議。 　色にはそれぞれ印象があり、明るい原色や黒白などのハッキリとした色は若々しく見えるもの。その反面使い過ぎれば子供っぽくなりすぎるというデメリットもあります。 　他方、くすんだカーキやベージュ、チャコールグレーやネイビーなどは「くすむ」という言葉通り老いた見た目になることが多々あります。もっとも適切な量を使うならば「大人っぽい」印象になりおしゃれにも見えるので難しいところ。 　肝心なのはバランスなのですね。 　また、最初は黒でも使っていくと徐々に色褪せが始まって……2年も経てば黒はチャコールグレーやカーキカラーに変化していくことも多い。 　特にコットンなどの生地であれば、褪色していくことも多いでしょう。40代50代となると普段着を買い替える興味も少なくなってしまい、そのため、上下ともくすんだ褪色した色になるのかもしれません。 　ともあれ、老いて見られないために大事なのはハッキリとした色を使うこと。原色の赤や青などもいいですが、子供っぽい印象が加速しやすいので黒白などを選ぶといいでしょう。 ・感動パンツ2WAYストレッチ（ウールライク・丈70・73・76・85cm）セットアップ可能　3990円 　一番簡単なのは黒パンです。収縮色で細く見せることができスマートな印象を与えることも。真っ黒な色味は老いた印象を与えずハッキリと若々しいイメージもプラスします。 　肝心なのは色褪せが始まったらちゃんと買い替えること。2年に一度くらいは褪色をチェックして、色褪せがひどいような新しいものを買いましょう。 　黒をキープしていれば、上半身にくすんだ色をもってきても老いた印象になることはありません。