また、シルエットには要注意。30代以上の男性は「細いものが大人っぽく女性ウケがいい、太いシルエットのものはだらしなく女性ウケが悪い」とビッグシルエットを敬遠しがちですが……それはもう5～6年も前の話。 　今のトレンドはビッグシルエットが主流です。それも以前までのビッグシルエットと異なり今のサイズ感は「ゆったりしているけれど、だらしなく見せない」形が多くなってきています。 　ダボダボとしてだらしなく見えるようなビッグサイズでは大人にウケが悪かったので各社形を模索し、現在は身幅肩幅は広いけれど生地に落ち感があり着丈が短く「ちゃんとスッキリ見えるビッグサイズ」が主流。大人でも抵抗なく使えます。 　大きめのサイズを選ぶと体型をある程度隠すことができるので実はオジサン向き。たるんだ体を綺麗に隠すことができるのでビッグサイズに抵抗を持っているのは損です。 ・エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ（5分袖）　1990円 　ユニクロも大きめサイズを提案していますが、その分生地はツヤと落ち感が強くなり、着丈も短く、きれいに見える工夫がされています。 　大人が着ても違和感なく取り入れられ、かつ体のラインを隠すことができるのでおすすめ。合わせるパンツに細身のものを持ってくれば、だらしない印象はさらに回避できます。 「ビッグサイズなんて若者の流行でしょ？」と思うかもですが、それは昔の話。今では高年齢層向けのブランドでも大きめサイズの提案が多く、時代は変わってきています。 　体型を隠したい高年齢層ほどむしろ逆に大きめのサイズがおすすめでもあるのです。 　以上、ユニクロを使った脱おっさんファッションマニュアルでした！　ご参考に！ファッションバイヤー。最新刊『MBの偏愛ブランド図鑑』のほか、『最速でおしゃれに見せる方法 <実践編>』『最速でおしゃれに見せる方法』『幸服論――人生は服で簡単に変えられる』など関連書籍が累計200万部を突破。ブログ「Knower Mag現役メンズバイヤーが伝えるオシャレになる方法」、ユーチューブ「MBチャンネル」も話題に。年間の被服費は1000万円超！ （Twitterアカウント:@MBKnowerMag）