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「自己評価が高いのに、能力が低い社員」どう対応すべき?穴埋めに周囲は奔走

自己中心的な振る舞いで会社に迷惑をかける、効率重視に周囲を巻き込むetc. ――若手世代に潜むモンスター社員により、職場の社員全員が大迷惑を被るはめに……。彼らの特徴を分類するとともに、専門家たちにその撃退法を聞いた!

自己評価は高いのに能力が低いやっかい者

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※写真はイメージ

「やけに自信満々なので仕事を任せてみたら、目も当てられないものが納期に出てきて白目を剝きました」(IT・43歳) 「優秀な若手が転職してくると聞いて期待していたけど、蓋を開けてみたら、誇張がすごくて、楽になるどころかフォローの仕事が増えました」(メーカー・46歳) と、自己評価が高いのに、タイパやコスパが悪いので、その差分の穴埋めに周囲を奔走させる「自信過剰モンスター」。

問題点を指摘して鼻をへし折るのは簡単だが…

「自己評価の裏づけとなる実績がなく、未熟ゆえに傷づきたくないため、問題点を指摘して鼻をへし折るのは簡単ですが、即ハラスメント認定か、翌日にはいなくなりかねない。 仕事の中で転んでもらい、その上でサポートすることが、対応の最適解です」(働き方評論家・常見陽平氏)
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褒めて伸ばすのが攻略のカギ
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