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“タクシーを運転するグラドル”が「31歳」で上京を決めた理由

「31歳」で上京を決めた理由

中島由依子さん 現在は36歳で大阪から東京へ上京を決めたのは5年ほど前。SNSのある現代では、地方から芸能人としてのチャンスをつかめる可能性もある。しかし、「女優としてのチャンスがあるのは、東京」と考え、慣れ親しんだ土地から旅立った。 「上京まで2週間ほど悩みましたけど、自分の中では答えが出ていたと思います。大阪でも芝居の基礎練習をやっていたんですけど、中途半端に芸能活動を続けるなら、いっそ東京へ行くべきだと考えて。31歳で上京って、世間的にいえば遅いじゃないですか。でも、ターニングポイントになるかはやってみないと分からないし、とにかく自分を変えてみたい一心で、東京に行きました」

人生の転機となっだグラビアへの挑戦

中島由依子さん 上京後はコールセンターとの掛け持ちで、東京の芸能事務所に所属。レッスンやオーディションを受けながら、事務所の方針でライブ配信にも力を入れていたという。  オーディションになかなか受からずとも「地道にコツコツ自分にできることを伸ばす」ためにと励む日々。33歳のとき、転機となるグラビアアイドルの登竜門となるコンテスト「ミスFLASH2022」の話が舞い込んできた。 「事務所から案内が来て、直感的に『受けなきゃ』と思ったんです。演技指導の先生から『俳優は引き出しが多い方がいい』と教わり、モデルさんとかアーティストさんとか、色々と経験する選択肢が浮かんだ中で、自分の雰囲気に合っていそうと思ったのがグラビアアイドルでした。  可能性を試すために『ミスFLASH2022』に応募したのは、年齢制限がなかったから。2021年5月〜10月の期間はコールセンターの仕事そっちのけで頑張って。結果はファイナリストに留まってしまい、終わってみたら喪失感を抱くほどショックではあったんですけど、人生で一番のターニングポイントでした
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タクシーは「知らない世界を知れる」空間
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