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“世帯年収1750万円”なのに家計はギリギリ…?「ブランド品は“必要経費”」借金までして購入する妻の言い分

稼ぎすぎるパワーカップルはなぜ地獄に陥りやすいのか

[年収1500万円超パワーカップル世帯]は地獄だった!

※画像はイメージです

 収入が多いはずなのに、家計が破綻するパワーカップルは意外にも多い。  ファイナンシャルプランナーの伊豫田誠氏は、その原因を激務によるストレスと、子どもがいる場合は育児に対する読みの甘さであると指摘する。 「世帯年収が高くなるほど、夫婦ともに土日も平日も家に帰れないケースが多い。その分、家族サービスに費やすべきと考える人が多いようで、連休は海外旅行に行ったり、月に一回は必ず家族旅行に出かけたりしていますよね」  そのように稼いだ分だけの皺寄せが起こりがちだが、毎月それなりの収入があるため、気づいた頃には手遅れというケースもある。 「世帯年収1000万円以上なのに、貯金が500万円しかないご家庭も多いです。お子さんが増えたり、ご実家の問題が発生すると不安な金額です」

パワーカップルにもそれなりの苦労が…

 また、かさんでくるのはやはり教育費だ。 「小学生のお子さんに週5で習い事に通わせているご家庭もざらにあります。大きくなって進学塾に入れると奥さんがサポートに入り、仕事を続けられなくなることも多い」  そうなると、共働き前提で組んだ住宅ローンや投資用のマンションなどの支払いが、一気に夫の肩にかかってくる。  パワーカップルにもそれなりの苦労があるようだ。
[年収1500万円超パワーカップル世帯]は地獄だった!

伊豫田誠氏

【ファイナンシャルプランナー・伊豫田誠氏】 FP事務所ストラット代表。東証一部上場企業・外資系保険会社勤務を経て、自動車販売修理および保険代理店で独立。年商2億円の会社に育てる。’10年より現職。 <取材・文・撮影/和場まさみ 大貫未来(清談社)川口友万 根本直樹 安宿緑>
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