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「ねぇ、今から持ってきて?」居るはずなのに“再配達を連発”する女性の身勝手すぎた言い訳

 コロナ禍の外出制限や在宅勤務の影響などもあり、宅配物の数量が増加する中、配達員を困らせているのが“再配達”です。顧客への再訪問によるリスクは、配送効率の悪化だけではなく、運送車両の排ガスによる地球温暖化にまでつながります。今回は、尋常ではない再配達に振り回された配達員のエピソードです。
配達

※画像はイメージです

 配達員歴4年目の小林さん(仮名・27歳)。大卒で就職浪人を余儀なくされ、資格取得のかたわらアルバイトで入ったこの道だそうですが、現在はこの仕事にやりがいを感じているそうです。

不在がデフォルトな配達先

時には、3度目の訪問でようやく配達が完了することも珍しくはありません。特に、日中は外出する人も多いので困ったものです。最近は“置き配”という手段も定着化してきたので、少しはマシになりましたが、“不在”は私たち配送員にとってかなりのリスク要因ですね」  と、不在配達を嘆く小林さん。中でも特に悩ませているのは、Mさんという女性宅への配達だといいます。 「住宅街エリアにある一軒家のお宅なのですが、ほぼ不在なんです。不在に加え、このお宅は細い路地のような階段状の私道を進んだ突き当たりにあり、台車も使用できず荷物を担いで向かうので、大きな荷物の場合はかなり大変ですね」

非常識な再配達依頼電話

 小林さんにとってMさん宅への配達は、いろんな意味でハードルが高かったといいます。というのも、不在票投函後しばらくして再配達の連絡が必ず入るそうです。 「たいてい僕が不在票を投函して20~30分後には再配達の電話が入るんです。その内容が『ねぇ、今から持ってきてくださる?』とか『もう一度すぐ配達可能ですか?』など、とうてい対応できないような内容です。こちらも再配達は避けたいので極力がんばりますが、ほとんどがむちゃな依頼なんです」  小林さんには、Mさん宅への配達に関して他にも気になる点があるそうです。 「以前配達にうかがったとき、明らかに家の中からお子さんの声やドタバタする音が聞こえるのに、何度ピンポンを押しても反応がなかったんです。しばらくして家の中は静かになったのですが、結局ピンポンに反応はなく諦めて帰ったことがありました」  どうやら居留守の可能性が濃厚なのだそうですが、小林さんはその理由が不可解すぎるといいます。
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居留守とその理由が明らかに
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愛犬ベルクちゃんと暮らすアラサー派遣社員兼業ライターです。趣味は絵を描くことと、愛犬と行く温泉旅行。将来の夢はペットホテル経営
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