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パチンコホール「ガイア」倒産、老舗メーカー「西陣」廃業…。2023年波乱のパチンコ業界を振り返る

スマスロ北斗の拳はまさに救世主

スマスロ

スマスロ北斗の拳はロングヒットを記録している

 ファン人口もなかなか上向かず、ホール軒数もどんどん減り続けた2023年。なんとか明るい話題を探すとしたら、スマスロの登場でパチスロ人気が復活したことになりますか。特に春に登場した「スマスロ北斗の拳」は、ホールから足が遠ざかって久しい友人から「どうなの?」なんて聞かれるほど。あくまで強いホール限定ですが確実にパチスロは盛り上がっていますし、来年もさまざまなタイプのスマスロが登場してくれば、きっと頑張ってくれるはず。  逆に同じスマート遊技機でもパチンコの「スマパチ」はスタートダッシュに失敗したようで、さらに射幸性を上げるという話にもなっていますけど、筆者的にはそうじゃないだろうと思ったりもします。来年の挽回には期待したいと思います。

2024年は新紙幣の発行でさらに…

 2024年の7月には新紙幣が発行され、その設備投資を嫌ってまた休廃業を選ぶホールも出てくるでしょう。淘汰の時代はまだしばらく続きそうですが、これからどうなるか。  まだしばらくは今の仕事を続けるつもりですし、その行く末を見届けていければなというのが、この年の瀬に思うことです。 文/キム・ラモーン
ライターとして25年のキャリアを持つパチンコ大好きライター。攻略誌だけでなく、業界紙や新聞、一般誌など幅広い分野で活躍する。
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