銀座随一の「大人の社交場」で味わう、幻想的浴室×高多湿サウナ!【ミスSPA!2022 中村みずき/ベストサウナVol.11】
週刊SPA!主催の新人発掘オーディションを勝ち抜いた「ミスSPA!2022」たちによる、連載「ベストサウナ」。第11回は『銀座SPA&SAUNA コリドーの湯』をレポートする。
●今回のサウナー・ミスSPA!2022 中村みずきちゃん
’01年、富山県生まれ。モデルとして活動。特技は水泳。公式X(@13mizuki_5)
JR有楽町駅と新橋駅間の高架下にあるコリドー街は、わずか400mの飲食街で、洗練されたお店が多く周辺で働くビジネスマンが食や出会いを求めて夜ごとにぎわう人気エリアだ。そんなコリドー街のど真ん中に、貴重な日帰り入浴施設が誕生した。
コリドーの湯は、地下3階・地上10階建ての新たな複合商業施設「グランベルスクエア」の4階に位置しており、’23年4月10日から営業を開始している。
設計は有名温浴施設を数多く手がける建築家の今井健太郎氏が担当。「内観へと誘う空間」をコンセプトに、エレベーターを降りて趣ある暖簾をくぐると、コワーキングスペースや充実した広い休憩スペース、お洒落なバーカウンターもあり、銀座の粋を感じさせるシンプルかつラグジュアリーな空間が広がる。そこを通り抜けた先に、浴場エリアが現れる。
●Point:浴場も洗練された空間!
白いタイルで統一された清潔感のある浴場は、青色をベースにした独特の調光で明るく演出され、どことなく地中海の雰囲気が漂う。一方のサウナ室は暗めの瞑想タイプ。約90℃の温度設定だが15分おきのオートロウリュがパワフルで、さらにオートロウリュの噴霧器からは常に水滴が落ちているため湿度が保たれており、体感温度はかなり高い。
サウナ室の目の前には立ちシャワーがあり、その隣が水風呂。サウナとしての動線もしっかり考えられている。水風呂は縦長の奥まった形をしており「青の洞窟」のような印象。水流と青い照明のせいか、17℃の設定温度よりも冷たく感じる。そして、都心のど真ん中ながら外気浴スペースが用意されているのも嬉しい。時折、近隣の音や匂いでここが銀座であることを思い出すくらい、どっぷりと非日常を味わえた。
グランベルスクエアの上階は宿泊施設で、1階から3階に飲食店を中心としたテナント、地下階にはシンガポール発のナイトクラブ「Zouk Tokyo」が誕生するなど、銀座の新たなランドマークになることは間違いない。銀座で汗を流したのちに街へ繰り出すもよし、遊びすぎたあとに始発待ちするもよし、これからはコリドーの湯を、“銀座遊び”の選択肢の一つに入れることもアリだろう。
<取材・文/森野広明 撮影/三橋直人>
銀座随一の「大人の社交場」で味わう、幻想的浴室×高多湿サウナ!
コリドー街に生まれたスタイリッシュSPA
<取材・文/森野広明 撮影/三橋直人>
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