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孤独のグルメ×ふるさと納税 米、ラーメン、芋、コーヒーでいつもの味に華やぎを

 都市部に集中しがちな税金を、地方にも分散すべく生まれた制度「ふるさと納税」。出身地や思い出深い旅行先など、ゆかりのある自治体を応援できるため、年々、注目度が高まっている。各自治体も、返礼品をきっかけに地元に愛着を持ってもらえるとあって、商品開発に熱がこもる。そこで今回は、数ある返礼品の中から『孤独のグルメ』の主人公・井之頭五郎がおすすめする商品をご紹介。原作者である久住昌之さんにも実食してもらい、その魅力を語ってもらった。 3rd_header  いつも家で食べているあの味を、ちょっと変えてみるだけで、日常が突如華やぎだす――。そんな楽しみ方が出来るのも、「ふるさと納税」の魅力のひとつだ。そこで、ここでは毎日の食卓に欠かせない米や、ストックがあると嬉しいラーメンや甘いものがちょっと食べたい時に便利な真空パックの焼き芋、薫り高いこだわりのコーヒーなどをご紹介する。

パールのような艶と程よい弾力で粒立つ山形屈指のブランド米

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寒暖差が大きい山形の澄んだ水と空気という豊かな環境下で育った味わい豊かなはえぬき

 年間および昼夜の寒暖差が激しい山形県は、古くから美味しい米が育つとして栄えてきた地。その中央にある西川町は、出羽三山の月山と朝日連峰の朝日岳に挟まれており、町の中央には月山湖がある。そんな風光明媚な場所で作られているのが、山形県が威信をかけて作り出した山形県西川町「山形県産米 はえぬき10㎏」(5㎏×2袋)だ。食味がよく、表面にパールのような艶があり、程よい弾力で粒立っているため型崩れしない。そのため、冷めてもおいしく食べられるのが特徴だ。今回はシンプルな塩むすびで味わってもらった。 「うん、ちょうどいい塩加減。これはね、冷めても美味しいお米。すでにそれが読める。このままウチに持って帰って、夜食にしたい(笑)。しっかり握っているのに、米ひと粒ひと粒がしっかり立ってる。これのお弁当が食べたいです」(久住さん)
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本当に美味しい米は、余計なことはせずに塩むすびで食べるのが美味しい

09_goro  米の甘さが控えめだから、味の主張をしすぎることがなく、米だけで食べても美味しいのはもちろん、どんな料理にも合う一品だ。

山形県産米 はえぬき(山形県西川町)の
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酒粕を合わせたまろやかでコクのある味噌ラーメン

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地元のラーメン店の人気メニュー「特みそ」をそのままの味でお届け

 北海道の屋根・大雪山連峰の麓にある上川町は、石狩川の源流に位置する清らかな水が湧きでる地。この自然豊かな街は、「日本一ラーメンのおいしい街」を自称して地域おこしを行ってきただけあり、街中に美味いラーメン店が林立している。なかでも北海道産の田舎味噌を使った「特みそ」で名高いのが『あさひ食堂』だ。北海道上川町「北海道上川町あさひ食堂酒蔵ら~めん10食入り」(麺80g・みそタレスープ×10袋)は、そんな特製味噌に地元酒蔵「緑丘蔵」の酒粕を合わせたまろやかでコクのあるスープが特徴で、ストレートに近い特製麺によく絡む。 「味噌ラーメンというと麺が太いイメージがあるけれど、このラーメンはもう少し細くて、啜るとスルスル入っていく。飲んだ後にもちょうどよさそうですね。スープの味噌味が上品。いろんなタイプの味噌ラーメンを食べたけど、そのどれとも全然違う。確かに酒粕の甘さがほんのり感じられる。面白いね。これはもらったらうれしいおいしさ。ってことは、自分に届いてもうれしい」(久住さん)
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「サグラダファミリアのようにこつこつ地域おこしをしていきたい」という町の思いが詰まったラーメンだ

10_goro  味噌と酒粕は同じ発酵食品同士ということもあり、相性の良さはいわずもがな。日々の食事にはもちろん酔い明けの一食にもよさそうだ。

あさひ食堂酒造ら~めん(北海道河上川町)の
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ねっとりポクポク。ケーキみたいな味わいの「ごと芋」

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土づくりや肥料にもこだわった芋を丁寧に焼き、美味しさを最大限に引き出す

 さつまいもの有識者で構成された審査員が、日本中で生産されたさつまいもの中から味わいの優れたものを表彰する「さつまいも・オブ・ザ・イヤー」で、2022年より3年連続受賞を続けているのが長崎県五島市「ごと芋×6袋」(1.8㎏ 300g×6袋)。五島列島で有機栽培された安納芋のみを使った希少なブランド芋で、こだわりは土づくり。毎年、同じ畑で栽培すると畑が疲弊するため、小麦を植えて土壌を鍛える。そこに、手づくりの 肥料を与えて栄養を補給。 「食感はねっとりとポクポクの間ぐらい。焼き芋としては初めて食べる食感だなあ。それにしても、あまりに甘くてびっくり! 今まで食べた焼き芋の中で一番甘いかもしれない。甘くて柔らかくて、ケーキみたいな味わいですね。これが何も加えてない焼き芋とは本当に驚きです」(久住さん)
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一口食べてびっくりするほどの甘さは、もはや芋をこえた芋といってもいい!?

11_goro  収穫した芋は徹底した貯蔵管理でじっくり寝かせて甘みを引き出し、ひとつひとつの状態を見ながら丁寧に焼いていく。熟練の職人だからこそ作り出せた甘みなのだ。

ごと芋(長崎県五島市)の
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焙煎師が豆の内側まで均一に炭火で焼いたこだわりのコーヒー

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創業者こだわりの炭火焙煎コーヒーを6種類の味で楽しめる

 いち早く西洋文化を受け入れてきた港町・神戸。この街から全国に広がった舶来品や食文化のひとつがコーヒーだ。この街でコーヒー豆の輸入が始まったのは明治時代で、多くの焙煎業者や喫茶店が街に根づいた。そんな「コーヒータウン」神戸からは、兵庫県神戸市「萩原珈琲の炭火焙煎コーヒーギフト」(オリジナルブレンド、オリジナルビター、オリジナルマイルド、クラシックブレンド、クラシックビター、クラシックマイルド各100g)をお届け。創業者の萩原三代治のこだわりは、豆の内側まで均一に焼くことが出来る炭火焙煎だ。 「ふーっ、いい香り。丁寧に焙煎されたコーヒーを豆から挽いて飲むと、気持ちも落ち着いて豊かな気持ちになれますね。今日はご馳走をたくさんいただいたけど、これで一区切りって感じがします。やっぱりいいですねぇ、すっきり美味しいコーヒーは」(久住さん)
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朝の目覚めや仕事の休憩。美味しいコーヒーは、香りや味わいが生活のスイッチとなる

12_goro  工場内の近代化を進めつつも、焙煎の工程だけは熟練の焙煎師 が品種や水分量など豆の状態に合わせて炭火を調整し、豆の色や膨らみ、弾ける音や香りなどの要素から焙煎具合をチェックしている。こだわりの炭火焙煎ならではの深みと味わいだ。

萩原珈琲の炭火焙煎コーヒー(兵庫県神戸市)の
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取材・文/山脇麻生 撮影/林紘輝 <提供/山形県西川町、北海道上川町、長崎県五島市、兵庫県神戸市> © 2024- Masayuki Qusumi,PAPIER/Jiro Taniguchi,FUSOSHA. All rights reserved.
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