「スーパーの放置カート」で車にキズが…男性をガッカリさせた“店舗スタッフの言葉”
スーパーやドラッグストアなどへ出かけたとき、出入口付近や駐車場に放置してある買い物カートを目にしたことはないだろうか。今回は、そんな放置カートのせいで最悪な体験をしたという木ノ内実さん(仮名・40代)に話を聞いた。
ある日、スーパーへ買い物に出かけた木ノ内さんは、「このスーパー、最近は放置カートが増えたな……」と残念な気持ちになったとか。そして、エントランスに放置された2台の買い物カートのうち1台をキレイに戻し、もう1台は自分が買い物で使うことにした。
「自分の使ったモノをきちんと元に戻さない人が増えているようです。僕は母や祖母から『使ったモノは借りたとき以上にキレイにして返す』という教育を受けてきたので、元に戻っていないカートなどを見かけると、本当に残念に感じます」
それでもそのスーパーに通うのは、周辺の店に比べて割安な商品が多いから。その日もタイムセールなどの割引や消費期限の迫った値引き商品などを大量にゲットし、上機嫌でレジを済ましている。このまま帰宅できれば、最高だった。
「けれど、スーパーから出て駐車場を歩いているときに衝撃の事件が起きたのです。駐車場に放置されていたカートが、遠目に見える愛車にゆっくりと近づいていくのが見えました。そのときは、まさかぶつかるなんて思いもしないほどのノロノロ具合」
木ノ内さんもこのときは「オイオイ、そのまま進んだらオレの愛車にぶつかるじゃん」ぐらいの軽い感じで構えていた。ところが次の瞬間、ぶわっと大きな風が吹き、買い物カートは吸い込まれるように木ノ内さんの愛車へと突き進む。
「カートがスピードを出して走り出したときには焦りましたし、気がついたら駆け寄っていましたが、間に合うわけがありません。カートは、俺の愛車に見事ぶつかりました。自分の車にカートがぶつかる瞬間を目撃するというのは、何とも気分が悪いものです」
放置カートが増えた近所のスーパー
俺の愛車に見事ぶつかりました
フリーライター。ライフ系や節約、歴史や日本文化を中心に、取材や経営者向けの記事も執筆。おいしいものや楽しいこと、旅行が大好き! 金融会社での勤務経験や接客改善業務での経験を活かした記事も得意
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