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“役満ボディ”岡田紗佳、30歳を迎えて毎日多忙でも「麻雀を打ちたくないと思う日はありません」

Mリーグには魅力的な選手がたくさんいる

――岡田さんにとって麻雀とは? 岡田:まだ30歳になったばかりでこんな事を言うのも生意気ですけど、ずっと同じような毎日を過ごしていると、どうしても飽きちゃうというか。でも、麻雀のおかけでワクワクできるし、刺激的な日々を過ごせています。麻雀と出会えて良かったという気持ちしかないですね。 ――モチベーションが低下することはない? 岡田:麻雀を打ちたくないと思う日はありません。やっぱり試合が楽しいですし、勝ち負けが決まる勝負事が好きなので、それに臨める環境に身を置けているのは幸せです。もちろん負ける日もあるけれど、麻雀は次の対局で大勝ちすることもできる。勝てば前向きになれますし、そういう日々が刺激になってます。 ――岡田さんはMリーガーの中で、リーグにお客さんを呼んで来られるトップレベルの選手だと思いますが、Mリーグの中での自身の役割はどのように考えていますか? 岡田:私がきっかけでMリーグを知ってくださる方も多いんですけど、そこから実際にMリーグを見て、推しのプロ雀士を見つけてくれればなって思っています。私がきっかけでMリーグを見たとしても、「私を推してくれ」とは思っていないので。Mリーグには魅力的な選手がたくさんいるから、そういった選手たちと出会う窓口になりたいですね。

ようやくチームに恩返しできた

岡田紗佳――Mリーガーとしては昨期レギュラーシーズンで212ポイントを獲得し個人スコアランキングで6位、自身のキャリアハイを記録しました。セミファイナル、ファイナルシーズンでも大事な場面で先発を任されるなど、プレイヤーとしての存在感も高めていますが、それについてはどのように感じていますか? 岡田:去年に関しては確かにポイントという面で、チームの中で1番貢献できました。けれど、今までは私が1番足を引っ張っていた立場だったので、ようやくチームに恩返しができたかなって気持ちです。といっても、昨期の結果に満足はしてなくて、今期も引き続き、チームをけん引するような選手として存在しなくちゃと思っています。毎年のように、結果を出すことが大事なのかなと。 ――サクラナイツはSNSの活用が巧みな印象です。楽屋の様子をそのまま配信し、雰囲気の良さが伝わってきますが、実際メンバーとはどんな関係性なのでしょうか。 岡田:良い意味でも悪い意味でもチームメイトにあまり気を使わない選手たちばかりが揃っているので、いつも通りというか、変わらずというか(笑)。だからこそ、麻雀の話を遠慮せずにできるのが、良いところだと思います。 ――和気藹々としつつも、対局が終わると、堀慎吾選手がビシッとダメだった部分を指摘するシーンも見られますよね。 岡田:堀さんは、結構毒舌なのでね〜(笑)。でも、それを聞いているからこそ、私も成長できているのかなと思います。それこそ、昨期キャリアハイの数字を残せたのは堀さんのおかげで。堀さんって、生活スキルは著しく低いんですけど、人の感情的な部分を読んだりするのは、ものすごく長けているんです。話も上手いですし、意外と人情味もある。そういうところは尊敬しています。意外と女性ファンも多いんですよ。
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もっと麻雀を気軽に楽しめるようにできたら
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1983年生まれ。群馬県前橋市出身、埼玉県川越市育ち。主にエンタメ分野のニュース・インタビュー記事を執筆。サウナ、ビジネスホテル、ファッション、Mリーグ、ボウリング、The Beatles、サザンオールスターズ、坂道シリーズ、お酒を好む。X:@yhinakayama
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