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「休むこと」が下手すぎる日本人がすべきこと。2024年の調査では78.3%の人が“疲れている”と回答

日本人に必須なのは“攻めの休養”

土日で回復する[最強の休息法]

20年前の現厚労省の調査では「疲労感」を抱えた人は全体の約6割。調査法に差があり単純比較はできないが、日本リカバリー協会の最新調査では約8割に

だからこそ、片野氏はごまかすような守りの休養ではなく、攻めの休養が必須と説く。 「例えばドイツ人は、年初に職場のメンバーで長期休暇の希望スケジュールを話し合うことから仕事を始めるくらい、休養に対してアグレッシブです。国民性や制度の違いはあったとしても、日本人はもっと上手に休むことを本気で考えるべきだと思います」 とはいえ、長期休暇の取得は難しい。土日という限られた時間でフル充電する方法こそ、日本人には重要なのだ。 【博士(医学) 片野秀樹氏】 日本リカバリー協会代表理事。ベネスク執行役員。休養に関する社会のリテラシー向上のための啓発活動に取り組む。著書に『休養学』
土日で回復する[最強の休息法]

博士(医学)の片野秀樹氏

取材・文/週刊SPA!編集部 イラスト/にぎりこぷし
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