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「木村拓哉になりたくて300万円使った」モノマネ芸人の“キムタク愛”。「70歳になっても続けたい」

本人の前でネタを披露したときに言われた一言

キムタクに言われた言葉――その後『木村さ~~ん!』(GYAO!)という番組では本人の前でモノマネを披露されました。そのときの記憶は? 元木:頭が真っ白になりましたね。生で見る木村さんはカッコよくてオーラもすごかった記憶しかないです。 ――モノマネを披露した際の、木村さんの反応は? 元木:キムタクモノマネ芸人が何人か出ていく形式だったんですが、僕の実力不足と空回りで全然うまくいかなかったんです。 後半に一緒に歌うコーナーもあったんですが、僕めっちゃ音痴だったんですよ。その時木村さんが笑いながら「彼の後は歌えないよ」っていじってくれて、救われましたね(笑)。 ――木村さんの愛ですね。それが初対面だったんですか? 元木:実は、その前にSMAPの『ユーモアしちゃうよ』という楽曲のPVで“モノマネSMAP”として共演したことがあったんです。でも、お会いしたのは本番の一瞬だけで……。 PVで木村さんが僕の肩に腕を乗せてくれて、めちゃくちゃ興奮したことだけは覚えています。そのとき着ていたニットは「洗ったらダメだ」と思って今も保管しています(笑)。

インスタのモノマネ料理動画で大バズり!

インスタ投稿

「個性的な料理×キムタクモノマネ」がインスタでバズった

――インスタグラムでキムタクモノマネをしながら料理を作る動画がバズっていますが、これを始めたきっかけは? 元木:その時の現状を変えたかったんです。木村さんと共演させていただいた時に、全然うまくアピールできなくて、自分の力不足を痛感しました。 想いが強かった分、情けなくてしばらくヘコんでいたんですが…このままじゃダメだと思い、「モノマネ以外でもいいから、何かアピールできる事探そう!」って立ち上がったのがきっかけです(笑)。 それで何だったら続けられるだろうと考え直しているときに、世界中に見られるモノがいいなと考え、いろんなSNSを研究しました。そこで海外の動画で「食事」や「料理」系の動画が当たっていることを知って、料理なら飽きずに続けられるし、多くの人に見てもらえるんじゃないかなとひらめいたんです。 ――なかなか戦略的ですね。他に工夫した点は? 元木:料理動画もプロの料理人がやっているのでそこには勝てないだろうから、だったらアホっぽい変わった料理や珍しい盛り付けをしてみることにしました。特大サンドウィッチやジャンボたこ焼き、魚の丸焼きとか。 ――これまでで一番反響があったのは? 元木:「ラビリンスカレー」っていうお米を固めて迷路を作ってルーを流していくカレーの動画ですね。この動画を公開したら「料理で遊ぶな」とか「子供が喜びそうだからよいじゃないか」とか、賛否両論のコメント合戦が始まって……。 ついには英語でも言い合いが始まって世界中で見られ出したんですよ(笑)。良くも悪くも起爆剤になったのはそれですね。もちろん、毎回作ったモノはおいしく完食していますよ。 木村さんのモノマネだけでやっていた頃は6000人ぐらいだったフォローが、一気に17万人ぐらいまで増えて、自分でも驚いています。
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アジアに拡散されて香港のCM出演が決定
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