更新日:2024年12月11日 16:12
エンタメ

吉田凜音、24歳。中国から日本に戻ってきたら「自分の居場所がない」10年間の道のりと葛藤

中国での活動から戻ってきたら「自分の居場所がない」

吉田凜音1年間の中国滞在を経て日本へ帰国。いざアーティスト活動を再開しようと思った矢先、吉田さんが感じたのは「自分の居場所がない」ということだった。 「これは初めて話すことなんですが、急に1年間も日本を離れて中国へ行き、久しぶりに帰ってきたと思ったら、『あれ、みんなどこ行ったの?』みたいに環境が大きく変わっていました。 その頃は、コロナも落ち着いてきて、アーティストもライブ活動を再開し始めていたので、自分だけ取り残されているような感覚だったんですよ。そこで最初はどうしようと思ったんですけど、『音楽活動をリ・スタートさせる』のにちょうどいいタイミングだととらえ、日本での活動を再び始めました」 吉田さんは、中国で好きになったヒップホップを自身の音楽性に取り入れるため、ラップユニット「Charisma.com」のMCいつかさんをプロデューサーに迎え、新たな楽曲をリリースしてきた。

死ぬまで芸能界でやっていくために“唯一無二”の存在を目指す

ライブの様子10周年を迎え、24歳になった今、今後の展望についてどのように考えているのだろうか。 「アーティストやモデル、女優などいろんな顔がありますが、どれも全力で頑張っていきたいですね。アーティスト活動の目標は『Zeppツアーとライジングサン出演』を掲げ、取り組んでいきたいと思っています。 映画やドラマだったら、『この役は吉田凜音ちゃんしかいない』と監督に言ってもらえるとか。別に主演じゃなくてもよくて、その横で輝いている人になれたらなと。“唯一無二”の存在を目指していきたいですね。 死ぬまでこの業界でやっていきたいので、今の自分の気持ちを大事にしつつ、応援してくれるファンの方を精一杯大切にしたい」 直近でも、女性誌『DIGVII』(主婦と生活社)が主催するオーディション番組「DIGVII AUDITION」で初代グランプリに輝くなど、これからの活躍がさらに期待される。 多彩な経験を武器に、20代を駆け抜ける吉田さんから目が離せない。 <取材・文・撮影(インタビュー)/古田島大介>
1986年生まれ。立教大卒。ビジネス、旅行、イベント、カルチャーなど興味関心の湧く分野を中心に執筆活動を行う。社会のA面B面、メジャーからアンダーまで足を運び、現場で知ることを大切にしている
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