値上がり続く私立中学の学習費は467万円。“公立中学の3倍かかる”中学受験は「コスパが悪い」のか
―[貧困東大生・布施川天馬]―
みなさんが、自分の子どもを行かせるなら、公立中学校でしょうか、それとも私立中学校でしょうか。
私立派は「良い環境を目指したい」「受験まで視野に入れたい」とする一方で公立派は「中学受験にお金がかけられない」「公立中学校で多様な人間関係を築いてほしい」などの意見が目立ちます。
私自身も中学受験をしていますが、その理由は「地元の公立中学が荒れていたから」でした。つまり「良い環境を目指したい」に含まれる。
一方で、小中を私立で過ごすと、良い意味でも悪い意味でも多様な価値観を持った人との暮らしを知らずに育ってしまう危険性があります。私自身も、勉強が退屈だったりいじめられたりしましたが、公立小学校で過ごした6年を貴重だと考えています。
私立中学は中高一貫校が多く、高校受験をスキップできるのも利点です。公立中に通っても高校受験対策で塾に通えば、結局出費はかさむ。総合的に見れば、私立中高一貫校に入れたほうが、コスパはいいかもしれないのです。今回は、中学受験のコスパを考えます。
公立中学と私立中学の違い
子供の特性によって“コスパの良さ”は変わってくる
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1997年生まれ。世帯年収300万円台の家庭に生まれながらも、効率的な勉強法を自ら編み出し、東大合格を果たす。著書に最小限のコストで最大の成果を出すためのノウハウを体系化した著書『東大式節約勉強法』、膨大な範囲と量の受験勉強をする中で気がついた「コスパを極限まで高める時間の使い方」を解説した『東大式時間術』がある。株式会社カルペ・ディエムにて、講師として、お金と時間をかけない「省エネ」スタイルの勉強法を学生たちに伝えている。MENSA会員。(Xアカウント:@Temma_Fusegawa)
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