新たな副業? 『週末遠征キャバ嬢』とは
中堅ゼネコン+キャバクラ嬢
【case.4】週末は仙台から上京。夜の蝶に変身する!
RUMIさん(仮名・27歳)
仙台の中堅ゼネコンOLが週末に上京し、六本木の高級店で「遠征バイト」。もともと週末は東京まで遊びに来ることも多かったという浪費家だが、一応の目的は一人暮らしの資金
主:月収22万2000円
副:月収26万円3475円
バイト時間:約36時間
親戚のコネで入社したという中堅ゼネコンの総務部で働き、年収は310万円。地方OLにしては恵まれた環境と言えそうだが、気づいたらクレジットカードのリボ残高が貯金総額の8割に。ボーナスを使って一括返済したが、心の底から情けなくなったという。
「女は年齢とともに出費がいろいろ増えるんです。靴が安いのを見破って『もっと年を考えて』とか言ってくる上司もいるし、だったら給料上げろ!って言いたい。でもここ数年、昇給もないし賞与も横ばいで……なのに、同僚の女子たちの集まりにも参加しなければいけないし、お金ばかりかかるんです」
そんな折、友人に会いに上京した際に見た求人誌で「六本木高級キャバクラ」の求人募集を発見。私生活のヌルい環境にイライラしていたせいもあり、六本木であれば会社の人間が来るリスクもないため、働くことにしたという。
「出勤は土曜のみが基本だけど、金曜に会社が終わってからすぐに新幹線に乗って出勤することもあります。移動中にキャバ嬢メイクをして、そのまま店に出勤。ビジネスホテルに泊まって昼過ぎまで寝るんです。土曜に上京するときは昼頃に来て、お買い物とランチしながら営業メール。仕事後はアフターしてお客さん送って、そのまま六本木に戻ってクラブで遊んで飲んで、日曜朝に爆睡しながらヨダレ流して帰りますね」
毎週末の遠距離移動に、携帯電話の『位置ゲー』(GPSを利用したゲーム)の総移動距離が月間2000㎞を超えることもある。ヘビーな生活だが、気持ちは充実しているとか。
「当たり前のOLライフを送っているよりも人生勉強にもなるし、いろいろな業種の人とも出会える。まあ、服と化粧品にかかるカネが以前の3倍にはなったけど……」
RUMIさんのような週末遠征キャバ嬢はほかにもいて「OL兼業キャバ嬢は顔ではなく頭とトークで勝負。私の場合、本業を生かして不動産投資トークやマネーネタで客の心を掴む」と、意外と効率よく稼いでいるOLは多い。
― 20代OL[(裏)ダブルワーク]の実態【5】 ―
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