仕事

非モテファッションを好む女性「確信犯的にやっている」

 女性も30歳ともなると、社会経験も積んで、個性が前面に出てくる年齢だが、なかには「一体、何があったの!?」とツッコみたくなるような不思議な迷走を始めてしまう女性も少なくない。そんな30代女との付き合い方を元AV女優で漫画家の峰なゆか氏に聞いた ◆その服モテないよ!は余計なお世話!
峰なゆか氏

峰なゆか氏

 「迷走」アラサー女たちの各人各様の怒りのポイントがどうにもわかりづらい。そこで、元AV女優で漫画家の峰なゆか氏に、懐柔術を聞いた。  まずは最も男性に非難されやすいファッションについて、自身の経験を踏まえ「確信犯的にやっているんです!」と異を唱える。 「年齢的に『CanCam』的なユルカワOLファッションをしても現役の若いコに勝てない。だったら変化球で、和服やモードな服装にチェンジしていくんです。はなから同じ土俵に立たないようにするという女の処世術です!」  だからこそ、男性からの「もっとかわいい服着たら?」のアドバイスは大きな間違いだと指摘。 「それにこの年代は女性受けも重要だから、若さにすがりついた服装で『無理して!』と笑われたくないんです。だから接し方の正解は、アラサー女の趣味を素直に褒めること。私も着物を着ますが『自分で着られて凄いね!』と言われると、普段男性に褒められないから好きになりますよ(笑)」  見た目が派手な分、地雷に見えやすい「ファッション狂いの女」だが、普段褒められることがないので懐柔しやすいのだとか。逆に注意すべきはスピリチュアル女だ。 「パッと見の風貌こそおとなしいですが、周囲にパワーストーンや伊勢参りなどを強要し始めるようなスピ女は相当ヤバい。宗教みたいなものだから、全否定して機嫌を損ねないように、でも巻き込まれない距離感を保つことが大事」  さらに、一見健全に見える「山登り」なども一歩間違えればスピリチュアルに振れる場合も。 「山に出会いを求めているならば健全だけど、山に祈りにきている女はNG。結局、地雷かどうかを見極めるには、何にハマっているかではなく、そこに『何を求めているか』が重要。自分の彼女や女友達からスピリチュアルの気配を感じたら、彼女たちにわかりやすい達成感を与えること。例えば山なら、祈るよりキャンプ、BBQなど健全な方向に導けば安全では?」 【峰なゆか氏】 ‘05年にAV女優としてデビューし、引退後の現在はコラムニストとして活動し『ダ・ヴィンチ』などで連載を多数抱える。小誌でマンガ『アラサーちゃん』を連載中 取材・文/青山由佳 加藤カジカ 佐藤留美 藤村はるな 百瀬プロ 牧野早菜生(本誌) 図版/ミューズグラフィック ― なぜ女は30歳を境に狂い始めるのか?【10】 ―
アラサーちゃん 無修正2

「アラサー女子の本音」が詰まった4コマ第2巻

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