ドクロは“厨二男子”永遠のアイテム!頭骨蒐集は貴族の趣味
鉄道やロケット……少年時代、惹かれてやまなかった世界だ。そんな、「内なる少年」を刺激する話題を、その道の達人が厳選。さらにベスト5も選定してもらった。あの頃の胸の高鳴りが蘇る!
◆頭骨1つにつき最高で数百万円!セレブの間で人気【ドクロ】
動物の頭骨集めは欧米の貴族の趣味として知られるが、ドクロ好きなのはガキンチョも同じ。30年以上のキャリアを持つ頭骨蒐集家で、『学べる!頭骨図鑑』(双葉社刊)の監修者でもある吉田賢二氏によると、「コレクターは自営業者や医者が多いです。一つ数十万~数百万円で、数個となると軽く1000万円を超えますからね」という。
頭骨といえども野生動物なので、ワシントン条約の対象となる。そのため非常に希少性の高い頭骨もあり、コレクターの垂涎の的だ。
「トラやライオンは一般的な月収の2~3か月分はする。初心者には、手に入りやすく安いタヌキやキツネが良いでしょう」
まずはタヌキあたりからドクロ欲を満たしてみては?
<頭骨蒐集家が選ぶ贅沢な頭蓋骨 BEST5>
1位「トラ」
「ワシントン条約の対象なので、100万円でも安いぐらい」
2位「バビルサ」
異常に発達した上顎の犬歯が皮膚を突き破って伸びた奇妙な動物
3位「ワニ」
一般向けでは人気。小型なら養殖もあるので入手しやすい
4位「バイソン」
西部劇やカントリー風の店舗で、よく壁にかけられているアレ
5位「トド」
別名「海のライオン」。陸上のライオンの2倍は大きい
取材・文・撮影/松永達也 中野 龍 川口友万 野中ツトム(清談社) 大野雅人 尾崎ムギ子
― 少年マインドを呼び覚ます[マニアックBEST5]【8】 ―
『学べる!頭骨図鑑』 猛獣、珍獣、奇獣、怪魚など全81種の頭骨を完全収録 |
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