「彼女がペットを飼いすぎて居場所がありません…」年上の女性経営者と交際する男性の悩み
【佐藤優のインテリジェンス人生相談】
“外務省のラスプーチン“と呼ばれた諜報のプロが、その経験をもとに、読者の悩みに答える!
◆彼女がペットを飼いすぎて居場所がありません……
匿名希望 会社役員 男性 35歳
年上の女性経営者と交際してます。彼女は大の動物好きで猫2匹、犬2匹と暮らしています。最初は「優しい人なんだな」と思っていたのですが、最近、ミニブタを買い、フェレットも飼いだしたせいで、休日、彼女の家で一緒に過ごしても私の居場所がありません。
私と2人きりで過ごすのがつまらないと言われているような気がします。彼女は「動物が好き」と言いますが、それで片付くレベルじゃないような。世話は彼女がちゃんとやっていますが、私もペットの一匹でしょうか?
ペットをたくさん飼う女性の心理がわかりません。アドバイスもらえましたら助かります。
◆佐藤優の回答
ペットは、人間に依存しなくては生きていけない動物です。より正確に言うと、人間が選択的な繁殖をすることによって、そのような家畜をつくり出したのです。それですから、ペットの生命に対しては、繁殖者、販売者、譲渡者、飼い主、獣医師などペットに関わる人々すべてが責任を負わなくてはなりません。
日本は先進国では珍しくペットの生体販売が認められています。そうなると売れ残った犬猫などは殺処分しなくてはなりません。’16年の1年間だけで全国の保健所では2万1593頭の犬、’14年度は2万1593頭の猫が殺処分にされています。さらにそれ以外にも殺されて、ゴミとして処理されているペットがいるので、全体の殺処分数はさらに増えます。
多頭飼いの問題は経済的理由からペットを飼いきれなくなり、最終的にペットの命を奪うことになる可能性があることです。あなたの交際相手の場合、経済力があり、ペットに愛情と時間を注いでいるので、多頭飼い崩壊の問題は生じそうにありません。
それならば、そういうものとして交際相手の趣味を受け入れてあげればいいと思います。
樺木宏さんは、猫を飼う理由について、
=================
会社にいって上司の立場に立てば偉そうにして、部下になれば自分を抑える。(中略)これはねこが高いところに登ったから調子づき、低い場所にいるから気弱になるのと、基本的に同じです。
ねこの脳は「戦いに有利かどうか」で優劣が切り替わりますが、人間の脳は「社会的に有利かどうか」で切り替わるだけの話です。脳にプログラムされているからというだけで、そこまで重要視する必要が本当にあるかどうか疑わしい、という点まで全く同じなのです。(『幸せになりたければねこと暮らしなさい』163頁)
=================
と述べています。
◆彼女がペットを飼いすぎて居場所がありません……
匿名希望 会社役員 男性 35歳
年上の女性経営者と交際してます。彼女は大の動物好きで猫2匹、犬2匹と暮らしています。最初は「優しい人なんだな」と思っていたのですが、最近、ミニブタを買い、フェレットも飼いだしたせいで、休日、彼女の家で一緒に過ごしても私の居場所がありません。
私と2人きりで過ごすのがつまらないと言われているような気がします。彼女は「動物が好き」と言いますが、それで片付くレベルじゃないような。世話は彼女がちゃんとやっていますが、私もペットの一匹でしょうか?
ペットをたくさん飼う女性の心理がわかりません。アドバイスもらえましたら助かります。
◆佐藤優の回答
ペットは、人間に依存しなくては生きていけない動物です。より正確に言うと、人間が選択的な繁殖をすることによって、そのような家畜をつくり出したのです。それですから、ペットの生命に対しては、繁殖者、販売者、譲渡者、飼い主、獣医師などペットに関わる人々すべてが責任を負わなくてはなりません。
日本は先進国では珍しくペットの生体販売が認められています。そうなると売れ残った犬猫などは殺処分しなくてはなりません。’16年の1年間だけで全国の保健所では2万1593頭の犬、’14年度は2万1593頭の猫が殺処分にされています。さらにそれ以外にも殺されて、ゴミとして処理されているペットがいるので、全体の殺処分数はさらに増えます。
多頭飼いの問題は経済的理由からペットを飼いきれなくなり、最終的にペットの命を奪うことになる可能性があることです。あなたの交際相手の場合、経済力があり、ペットに愛情と時間を注いでいるので、多頭飼い崩壊の問題は生じそうにありません。
それならば、そういうものとして交際相手の趣味を受け入れてあげればいいと思います。
樺木宏さんは、猫を飼う理由について、
=================
会社にいって上司の立場に立てば偉そうにして、部下になれば自分を抑える。(中略)これはねこが高いところに登ったから調子づき、低い場所にいるから気弱になるのと、基本的に同じです。
ねこの脳は「戦いに有利かどうか」で優劣が切り替わりますが、人間の脳は「社会的に有利かどうか」で切り替わるだけの話です。脳にプログラムされているからというだけで、そこまで重要視する必要が本当にあるかどうか疑わしい、という点まで全く同じなのです。(『幸せになりたければねこと暮らしなさい』163頁)
=================
と述べています。
1
2
’60年生まれ。’85年に同志社大学大学院神学研究科を修了し、外務省入省。在英、在ロ大使館に勤務後、本省国際情報局分析第一課で主任分析官として活躍。’02年に背任容疑で逮捕。『国家の罠』『「ズルさ」のすすめ』『人生の極意』など著書多数
記事一覧へ
◆募集◆
佐藤優さんへの相談を募集中。匿名希望の方はペンネームを記入してください。採用者には記念品をお送り致します。⇒応募はコチラから https://nikkan-spa.jp/icol_form
佐藤優さんへの相談を募集中。匿名希望の方はペンネームを記入してください。採用者には記念品をお送り致します。⇒応募はコチラから https://nikkan-spa.jp/icol_form
![]() | 『生き抜くための読書術』 ウクライナ危機、元首相暗殺事件、コロナ社会、貧困etc. 分断社会を打破する書物とは? ![]() ![]() |
記事一覧へ
◆募集
佐藤優さんへの相談を募集中。匿名希望の方はペンネームを記入してください。採用者には記念品をお送り致します。⇒応募はコチラから https://nikkan-spa.jp/icol_form(PCのみ対応)
佐藤優さんへの相談を募集中。匿名希望の方はペンネームを記入してください。採用者には記念品をお送り致します。⇒応募はコチラから https://nikkan-spa.jp/icol_form(PCのみ対応)
【関連キーワードから記事を探す】
2025年の大阪万博が世界初「ペット同伴OK」になったワケ。松井一郎・前府知事に聞く
東大生が断言「猫に学ぶべき」人間社会を生き抜くための2つの行動
「猫好きの人ほど猫に嫌われる」英研究はウソかホントか?専門家に聞く
25歳のご長寿猫“へちまさん”と飼い主の想い「生きている今、ありがとうと伝えたい」
猫の絶景ショットが面白かわいい!天使の寝顔、おっさん風の姿etc
「お前の実家、すごいぞ」友人の一言で絶句…空き家を3人家族に貸したら、異臭漂う“地域の汚点”に。「文化の違い」を痛感した51歳男性の嘆き
ペット不可の賃貸物件で「飼っていた痕跡を消して」特殊清掃業者が現実的にできること
高齢化で廃業する業者も…「金魚を愛する女性」が“金魚離れ”を解消するために始めた挑戦「派手な服装はキャラ作りではない」
“スーパーで売られている瀕死のカニやエビ”を蘇生させる動画が200万回以上再生…生き物系YouTuberが、危険な企画に挑戦してまで伝えたいこと
「愛犬を盗まれた!」ペット連れ去りの恐怖。高額品種は“違法ブリーダー”に転売されることも
「彼女がペットを飼いすぎて居場所がありません…」年上の女性経営者と交際する男性の悩み
「マナーの悪い犬の飼い主は大体ブス。偏見ですけど」愛犬家・掟ポルシェが語るペットブーム事情
ペットブームの裏で…飼い主をカモる“ボッタクリ事件簿”
「どれだけペットに尽くせるか?」飼い主たちの強すぎる“愛の表現”
密売される希少動物たち。販売ルートの7割強はペットショップ
週1回遅刻する35歳会社員「時間を守れないのは病気ですか?」という悩みに佐藤優が答える
神が悪事を静観しているような世界でどう生きるのか/佐藤 優
不登校→精神疾患→俳優→事務所倒産。不幸すぎる40歳にある未来/佐藤 優
外国人労働者を悪とする風潮の中で僕たちはどう生きるのか/佐藤優
「友人から〝死ね〟と言われて」躁うつ病の人との正しい向き合い方/佐藤優
週1回遅刻する35歳会社員「時間を守れないのは病気ですか?」という悩みに佐藤優が答える
神が悪事を静観しているような世界でどう生きるのか/佐藤 優
不登校→精神疾患→俳優→事務所倒産。不幸すぎる40歳にある未来/佐藤 優
外国人労働者を悪とする風潮の中で僕たちはどう生きるのか/佐藤優
「友人から〝死ね〟と言われて」躁うつ病の人との正しい向き合い方/佐藤優
世界で唯一の“家畜写真家”から見える世界「動物たちの感情が伝わってくる」
「彼女がペットを飼いすぎて居場所がありません…」年上の女性経営者と交際する男性の悩み
カワウソだけでなく、二ホンオオカミもまだ生きている!? 全国各地から目撃情報が続々
愛犬・愛猫のお葬式をするとき、ネットで検索するのは危険【葬儀のプロが指摘】
病気を持つ子犬が売られていく…激安ペットショップで多い購入後のトラブル
女性が好感を抱く「中年男性の会話」の特徴…ユーモアよりも大切な“意外なポイント”
「女性からなぜか拒絶される男性」に実は共通している“意外なコミュニケーションの特徴”
女性が無意識で好意を抱く「見た目以外の要素」男性は見落としがちな“5つの視点”
結婚できない中年男女の「傲慢さ」…結婚相談所が知っている“婚期を逃す人”に共通する特徴
「ズルいくらいモテ続ける…」“女性が手放したくなくなる男性”に共通する5つの特徴
“親が子をプレゼンする”婚活パーティが盛況も…“本人不在”の婚姻に潜む歪な問題点
男だって救ってほしい!“弱者男性”の裏流行語ベスト10
「世界一周花嫁探し? 調子に乗るなよ。奥さんの気持ちも考えろ」――46歳のバツイチおじさんは故郷で親友に説教された 〈第5話〉
「歯を治し、予防注射と保険も完璧」――46歳のバツイチおじさんは最強のボディを手に入れた 〈第4話〉
「整理しても、妻への未練は捨てきれず」――46歳のバツイチおじさんは助っ人を呼ぶことにした 〈第3話〉
この記者は、他にもこんな記事を書いています







