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安倍昭恵首相夫人、ゲイパレードに参加。大歓迎される

安倍昭恵首相夫人

「たくさんの方が参加されていることに驚きました。沿道の方が本当に気持ちよく手を振ってくれて、心から楽しむことができました」と語る昭恵夫人(撮影/冨田すみれ子)

 4月27日に東京・代々木公園で行われたLGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダー)の権利向上を訴える「東京レインボーパレード」に、安倍昭恵首相夫人が参加していた。本誌記者はパレード中の昭恵夫人を直撃、参加の理由を聞いた。 「UNAIDS・ランセット委員会(HIV・エイズの問題に取り組む国際機関)の委員に就きまして、ここ数か月エイズの問題に関わってきました。そこでLGBTの方々にお世話になり、このパレードのことも知りまして。ぜひ、私も参加したいと思ったんです。世の中にはいろいろな方がいらっしゃる。それぞれの多様性が尊重される社会が理想だと私は思っています」  昭恵夫人をパレードに誘ったHIVアクティビストの長谷川博史さんは「昭恵さんがフロートの上に乗ると大きな歓声があがり、沿道の多くの人たちが手を振って大歓迎してくれました」と語る。 「昭恵さんを誘ったのは、ランセット委員会等で積極的に活動しているからで、ただ単に有名だからというわけではありません」(同)  この日、主催者発表では1万5000人が参加し、過去最高となった。パレードを取材したフランス人ジャーナリストはこう語る。 「日本ではほとんど報じられませんでしたが、フランスでは国営ラジオ放送RFIが報じましたし、日刊紙でも写真入りで記事になりました。AP通信やロイターも報じたので、世界中でこのニュースが流れました。首相の欧州歴訪よりも、昭恵さんのほうが注目されていましたね」 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=653332
東京レインボーパレード

レインボーパレードの様子とともに、昭恵夫人の参加が世界中で報じられた(撮影/冨田すみれ子)

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