【楽しくランニングを続けるコツ】走るペースは最新ガジェットに頼れ
最新ガジェットを使えば、ランニングをもっとラクに、もっと楽しくステップアップできる。今こそ、賢いランニングを始めてみよう!
◆ランナーをサポートするガジェットを上手に使おう
東京マラソンを目前に控え、ランニング熱が高まっている。この時期に一念発起して走り始める人は多いだろう。一方で継続して走り続けるのは難しいもの。挫折することなく続ける秘訣を、エプソン販売の寺沢俊弘氏に聞いた。
「普段、運動習慣がない人がいきなり激しい運動をすると、苦しいだけでモチベーションが保てませんし、怪我の危険性も高く挫折しやすいです。まずは目的に合った心拍数で走るといいです」
正しい心拍数で走れば、ランニングはそれほど苦しいものではない。なにより怪我をする危険性も低くなり安全だという。
「体力や目的に合った心拍数、ペースで走ることが重要です。今では気軽に測れますからね」
これまで、心拍の計測には専用の腕時計に加え心拍センサーを胸に巻いて走る必要があった。だが今や腕時計やスポーツウェアを着けるだけで測れるのだ。シューズを履くだけで自分の走る姿勢を客観的に判断できるなどランナーをサポートするアイテムは相次いで発表されている。もちろん音楽を聴くのも一定のペースを保つのに有効だ。
こうしたガジェットを活用し、ランニングを効率良くステップアップさせていこう。
◆防水ウォークマンで音楽を聴きながら走る!
音楽を聴きながら走ると、一定のペースを作りやすく、その分ラクに走り続けられる。最初はゆったりとしたビートの曲を聴きながら走り、徐々にアップビートな曲を聴いてラストスパートに向かえばタイムも上がるはず。
できるだけ手ぶらで走りたいランナーにお薦めなのが、ヘッドホン一体型のウォークマンだ。スマホなどの再生機を持つ必要も、ヘッドホンコードにわずらわされることもない。IPX5/8相当の防水性は水深2mでの使用に対応し、大量に汗をかいても、スイミングにすら使える。
だが、いざ走ろうと思ったら、音楽プレーヤーが充電されていなかった! なんて悲劇は誰もが体験したことがあるだろう。防水ウォークマンなら約3分の充電で約60分も再生できるから安心。楽しみながら走るためのマストアイテムの1つだ!
●NW-WS615(ソニー)/実勢価格●2万円前後
本体は約37gと軽量なうえ、頭部にしっかりとフィットするネックバンドを採用。激しい動きでも快適に使える。操作は本体のボタンまたは付属の指輪型リモコンで行う。内蔵する16GBのメモリーに楽曲を記録し本体での再生が可能なほか、スマホなどと接続し、Bluetoothヘッドホンとしても利用可能。フル充電で約8時間再生できる
【寺沢俊弘氏(エプソン)】
新事業推進部課長。WristableGPSやPULSENSEシリーズを担当し、日常生活でも心拍数のチェックを欠かさない
― ガジェットで「ラン」も速くなる【1】 ―
『NW-WS615』 音楽を聴いて楽しく走る |
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