更新日:2017年07月14日 23:17
デジタル

ウォークマンを買えなかったからアイワのカセットボーイ。思い出の80年代オーディオ名鑑

80年代は音楽番組がたくさんあっただけでなく、レコードからカセットそしてCDと音楽を楽しむツールがうつり変わった時代。そんな時代に青春を過ごしたオーディオ好きたちが集結し、当時憧れていたオーディオや80年代の音楽の楽しみ方に花を咲かせました!
デノン DP-57M

デノン DP-57M

青春時代に買った&憧れたオーディオや懐かしい音楽との思い出を振り返る

 80年代からバンドを組み、現在でも仲間と演奏。音響などのPAもこなす淡路氏(55歳)、都内にあるイタリアンレストランのオーナーシェフの亀田氏(53歳)、出版社勤務で80年代は欲しくても手が出なかったオーディオを今、買い集めている八満氏(47歳)。3人のオーディオ好きが80年代を振り返る――。 淡路:私の場合、80年代はミニコンポとラジカセで音楽を楽しんでいました。アパート暮らしだったので、昼はコンポで聴き夜はラジカセ。近所迷惑を考えて、音の大きさに配慮してた気がします。 亀田:私もミニコンポを持ってました。兄貴も自分のを持っていたので、家に2台もミニコンポがありました(笑)。80年代のオーディオで印象的だったのは、レコードプレーヤーではPL‐7Lなどパイオニアが人気だったこと。 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1354335
パイオニア PL-7L

パイオニア PL-7L

 スピーカーはBOSEの音質が群を抜いていました。僕は101MMシリーズが値段的にも手ごろだなと思って買い、今でも使っています。コンパクトで置き場所にもそれほど困らない。どちらも一度購入したら、長くずっと使える名品ですよね。レコードプレーヤーの場合、消耗品は針だけですし。私の店で使っているレコードプレーヤーとスピーカーは、かれこれ30年以上たちますが、今でも現役で活躍してくれています。 八満:レコードプレーヤーは、デノンのDP‐57M、DP‐59Lを使っていた人も多かったですね。
デノン DP-59L/M

デノン DP-59L/M

淡路:オーディオマニアのなかには、コンポやスピーカーを自作している人もいました。 八満:電圧とかまで気にしてコンポを組んでましたよね。でも、そこまでして組んで聴いていた音楽がアイドルだった人がいて、ウケましたけど(笑)。  私はどちらかというと、ジャズにハマっていたのでレコードを買い漁っていました。六本木にWAVEという有名なレコードショップがあって、当時はそこに買い物に行くのが本当に楽しみだった。その店があった場所は、六本木ヒルズになってしまいましたが。 亀田:当時は、都内にも中古のレコードショップがたくさんありましたよね。 八満:そんな感じでずっとレコードを聴いていたので、CDという規格が出たときには「こんなモノで誰が音楽を聞くんだろう」って思っていました。まあ、その後あっという間にCDで音楽を聴くのが当たり前になって、今では音楽をダウンロードして聴く時代になった。
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ウォークマン(R)を買えなくてカセットボーイを買う
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80's青春男大百科

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