なぜオジサンは玄人女とセックス抜きのデートをしたがるのか?
―[鈴木涼美のおじさんメモリアル]―
『「AV女優」の社会学 なぜ彼女たちは自らを饒舌に語るのか』(青土社)、『身体を売ったらサヨウナラ 夜のオネエサンの愛と幸福論』(幻冬舎)などの著作で「性を商品化する」女性たちの内面を活写し注目されている文筆家の鈴木涼美が、「おじさん」をテーマに日刊SPA!で連載する「おじさんメモリアル」第4回!
【第4回 オショックスの残酷な値段】
先週、歌舞伎町のうなぎ屋でお水系ライターのお姉さんと高いうなぎを食べているときに思い出したのだが、以前Kという男がいて、そいつは新しい女を口説き落としてベッドインまで持っていこうという日は必ずうなぎ屋に連れていくと言っていた。このKという男、現在の見た目は別に鎌倉郵便局に勤めてますとか、葛飾区役所に勤めてますとかいわれてもごく自然ちゃ自然な感じにおさまっているのだが、実は「ロシア風」(と本人が言っているのでそのまま書くけど)の刺青が上半身にところ狭しと入っていて、移動手段はハーレーというなかなかパンチのきいた経営者である。
私は彼と新横浜のキャバクラで出逢って、それは私が新横浜のキャバクラに勤めていたころだから多分今から9年以上前なのだが、一度お店に指名で来てくれたものの、その後は頑なに「プライベートで会おう」といってくるので私は同伴ポイントにも指名ポイントにもならない時間を彼と過ごす気は起きず、面倒くさくて放置していた。しかし、あまりにしつこくうなぎ屋に誘ってくるので出逢ってすでに2か月くらいたったころに、一度だけ仕事前の時間を利用してうなぎをごちそうになったのである。花火大会がいつだとかそういうことが話題になるような季節だった。
⇒この続きは連載をまとめた単行本「おじさんメモリアル」で
【鈴木涼美(すずき・すずみ)】
83年、東京都生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒。09年、東京大学大学院学際情報学府修士課程修了。専攻は社会学。「身体を売ったらサヨウナラ 夜のオネエサンの愛と幸福論」(幻冬舎)発売中。現在は日経新聞を退社し、執筆業を中心に活動。幻冬舎plusにて「愛と子宮が混乱中――夜のオネエサンの母娘論」(http://www.gentosha.jp/category/aitoshikyugakonranchu)を連載中
<イラスト/ただりえこ 撮影/福本邦洋>
―[鈴木涼美のおじさんメモリアル]―
’83年、東京都生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒。東京大学大学院学際情報学府修士課程修了。専攻は社会学。キャバクラ勤務、AV出演、日本経済新聞社記者などを経て文筆業へ。恋愛やセックスにまつわるエッセイから時事批評まで幅広く執筆。著書に『「AV女優」の社会学』(青土社)、『おじさんメモリアル』(扶桑社)など。最新刊『可愛くってずるくっていじわるな妹になりたい』(発行・東京ニュース通信社、発売・講談社)が発売中| 『おじさんメモリアル』 哀しき男たちの欲望とニッポンの20年。巻末に高橋源一郎氏との対談を収録 ![]() |
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『おじさんメモリアル』 著者が出会った哀しき男たちの欲望とニッポンの20年 日刊SPA!の連載を単行本化
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この連載の前回記事
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