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「Uber Eatsの“実質時給”は1200~1300円」プロが明かすコロナ禍の副業事情

 新型コロナウイルスの感染拡大を契機に収入を安定させたいというニーズが顕在化し、近年、ますます注目を集めている副業。本業の仕事の合間のお小遣い稼ぎという印象も強かったが、収入減を補う手段、生活を安定させる副収入を得る手段として、興味を持つ人も急増している。副業支援を行う「副業アカデミー」代表の小林昌裕氏にコロナ禍での最新事情を聞いた――。

Uber Eatsの“実質時給”は1200~1300円

Uber Eats「巣籠もり」が消費トレンドとなったコロナ禍では、Uber Eatsなどのデリバリーサービスが注目を集めたが、実際に配達員の懐が潤ったかというと必ずしもそうではないという。 「テイクアウトの注文、デリバリーの件数自体は増えているんですけど、配達員一人ひとりの報酬はそれほど変わっていません。時給にすると1200~1300円くらいの人が一番多くて、ほぼ横ばいのようです。  スタッフの人数や設備などの問題で、店舗が供給できる商品の量に限界があるという飲食店側の事情がひとつあるのと、コロナで注文する人も増えたのと同時に配達員さんの人数も増えたのも理由ですね」

Uber Eats一強はしばらく続く?

 配達報酬は1件につき500円程が相場で、1人で1時間に何件の配達をこなせるかを踏まえて時給を換算すれば当然、物理的な限界もある。 「ただ、フードデリバリーの仕事は今後も拡大していく可能性は高いです。再現性もあって、やればそれだけ稼げる副業ですし、好きなタイミングにできる。時間の自由は大きなメリットなので、引き続き魅力のある副業だと思います。  競合サービスも増えてきているようですが、現状では配達量やエリアでUber Eatsが圧勝していて、Uber Eats一強の状況がしばらく続きそうですね。上手にやれば人によっては時給3000円~4000円くらい稼げるポテンシャルもUber Eatsにはあります」
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コロナ禍でネット物販で稼ぐ人が増加中
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1988年生まれ道東出身、大学でミニコミ誌や商業誌のライターに。SPA! やサイゾー、キャリコネニュース、マイナビニュース、東洋経済オンラインなどでも執筆中。いろんな識者のお話をうかがったり、イベントにお邪魔したりするのが好き。毎月1日どこかで誰かと何かしら映画を観て飲む集会を開催。X(旧Twitter):@tsuitachiii

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