MINMI×水沢アリー、母親になっても「女性の本音」を歌う勇気
#ヤッチャイタイ」はなんと赤裸々に「女性の本音」を歌ったセクシーソングだ。なぜ今、セクシーソングを歌うのかを聞くと、MINMIは「『ママシンガー』であり続けたいという意識はなかった」と語り出した。
「私は結婚していて、子供が3人いるママなんです。最初に妊娠してからは、自分のお腹が大きくなっていく気持ち、母になることの不安も含めて、思い切り『ママ』を表現しようと考えていて。出産と妊娠が続いたから7年間はそうやって過ごしてきましたけど、でも、その先のイメージに『ママシンガー』であり続けたいという意識はなくて。いち女性、いちアーティストとして、肩書や年齢に縛られず吹っ切れるときがいつか来ると思っていたんです。今はデビュー10周年を超えて、子供たちもやっと赤ちゃんじゃなくなった。じゃあもう一度自由に、ママの肩書に縛られず、ママらしからぬことも歌っちゃおうと。そこから生まれた曲ですね」
こうして生まれた「#ヤッチャイタイ」は、「あなたのAhそこが好き」「キスの音がだんだんエッチ」など女子の赤裸々なセックス感が綴られている。この曲の応援隊長を務める水沢アリーは、この曲のどんなところを気に入ったのだろうか?
「だって女子会の中身を歌にしちゃってる(笑)。何も隠してないし、最初は『え、これ出せるの?』って思ったくらい。でも、実はこんなに淫らなことを考えてるんだよっていう本音を代弁してくれる曲だから、聴くとすごくスッキリする」
ちなみに、MINMIがこういうセクシーソングを書きたい、と言いだしたときには大半の男友達が「それを歌ったらファンが失望する。先輩ママとして憧れている女のコたちもガッカリするから」と心配したという。だが、ツイッターで「ママになって女じゃなくなるよりも、女として『こういう本音、こんな妄想があるんだよ』って歌ってもいいかな。いいと思う人はRTして」と書いたら、何百件とRTされたという。
「そこで背中を押されて男友達に話したんだけど、全然信用されなくて(笑)。じゃあ、一回市場調査しに行こうってことになり、みんなでキャバクラに行ったんです。『女のコも自分からやっちゃいたいと思ったりすることってある?』『ある、ある!』って話から始まって、『大好きな彼とだったら24時間、365日』とか『夏に水着姿の鎖骨を見たら妄想しちゃう』なんて本音をみんな話してくれて。『でも自分の母親がアーティストだったとして、こういうこと歌うのはショックじゃないの?』って聞いたら『オシャレしてカッコよく歌ってくれたならいい。自分も母親になったときに、そんなカッコいいママになりたいと思う』って。それで初めて仲間の男友達も納得してくれたんですね」(MINMI)
※現在発売中の『週刊SPA!』7/8発売号の「エッジな人々」では、MINMIと水沢アリーの対談が掲載されている。この記事では明かされていない、水沢アリーが「#ヤッチャイタイ」の応援隊長になったことに込められている熱い思いとは!? ぜひ、本誌をご確認ください。
<本紙構成/石井恵理子 撮影/タイコウクニヨシ 再構成/SPA!編集部>
シンガー・ソングライターとして活動しながら、3児の母としても多忙な日々を送るMINMI。そんな彼女がリリースした新曲「
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『#ヤッチャイタイ』 赤裸々に「女性の本音」を歌ったセクシーソング |
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