第八十四夜【後編】



【担当記者:スパム】

 狙いを定め、声をかけたのは「会社帰りにふらっと来た」というリサちゃん(28歳)。彼女は週2でここへ来る常連さんで、いわく「やっぱりスーツの男のほうがいいよ。会社で見慣れてるから安心するし、若い男のコ(20代前半男子)と遊ぶより楽しいもん」とのこと。

 ちなみに僕は、スーツだらけのなかでもあえてのジャケパン姿。「業界人っぽく見せてやろう」という魂胆だったのですが、それが逆にぜんぜんウケず……。

「お兄さん、ナンパ師っぽいよね」と警戒され撃沈。逃げるように入ったトイレでは30代後半の『ヤング島耕作』のようなリーマンが、「ここで3人も持ち帰ったよ、ハハ」と笑っていました。ココでは正統派のほうがベターなんスかね。

 そんな発奮材料を得て再挑戦、と思いきや、なんとここで非情のタイムアップ。営業時間は深夜0時までなんです。店員さんいわく、

「朝までだと次へ行こうと思ってもお店がないので、出会ってから外に繰り出せるように、0時閉店なんです」

 これぞ往年の”ディスコ・スタイル”ですが、初動の遅れは即、致命傷になるのでご注意を。悔しさのあまり、フロアで思いっきりバンザイしてやりました。帰り際、駅構内では至るところでお持ち帰りをねだる男性の姿が。そんな「最後の攻防戦」すら眩しく見える夜でした。悔しいです!!


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【club Diana】

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住:東京都千代田区有楽町1-5-2東宝ツインタワービルB2・B3
営:18時~0時
料:男性2500円/2D:女性2000円/2D(月~水)、
男性2500円/2D:女性1000円/フリードリンク(木曜「レディースナイト」)、
男性4500円/3D:女性2500円/3D(金・土・祝前日)
休:日曜・祝日


撮影/渡辺秀之

スパム 主に池袋界隈に出没。重度のタイツフェチで、レギンスに対しては反対の姿勢をとる
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