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俺の夜

福利厚生用!? あのSODが本社の一角で始めた“社員バー”

 新中野に野暮用があり、灼熱の青梅街道を西日に向かってトボトボと歩いていると、男子憧れの超一流企業、ソフト・オン・デマンド(以下SOD)本社がある。(いつもお世話になっております)とひとりごちて通り過ぎた刹那、「女子社員と飲めるBAR」と書かれた立て看板を発見。これはもしや!?

 そう、男の夢と希望を体現したSODが誇る大ヒット作「女子社員シリーズ」のAV女優が「社員」に扮して接客してくれるというバーが“総本山”にオープンしていた。

 さっそくO氏を呼び出し、その重たいドアを開ける。

「いらっしゃいませ~」

 ワイシャツにタイトスカート、そして社員証という「お馴染みのスタイル」。2人の女のコに導かれ、カウンターに腰かける。どこかで見たことのあるコだなと思いきや、SODstarとして活躍中のみながわ千遥ちゃんではないか!

名作の名を冠したカクテルに瞠目

今年2月にデビューしたみながわ千遥(@Chiharuminagawa)ちゃん(右)とストリップにも出演中という椎菜アリス(@arisu_green)ちゃん。最新情報はツイッターで

 ドリンクメニューを開けば、思わず熱くなるオリジナルカクテルを発見。「マジックミラー号」を所望する。テキパキと注文を取り、厨房に伝える千遥ちゃん。

「AV女優になる前は、金沢の温泉旅館で仲居をしていたんです」

 なるほど。その物腰の柔らかい接客を褒めると、Hカップという胸を張る。はちきれんばかりのワイシャツのボタンを凝視する俺。

「SOD女子社員」「青春時代」レーベルを冠したオリジナルカクテルでさっそく乾杯。ご同輩の椎菜アリスちゃんも加わって、「女子社員」の艶話が始まった。

マジックミラー号に乗車経験ありのアリスちゃんの話に興味津々。「マジックミラー号」、「SOD女子社員」などのオリジナルカクテルも

「女子社員」が日替わりでおもてなし

 ふと店内の一角に目をやると、DVDの棚があるではないか。

「料金に1本分含まれるので、お土産にお好きなものをどうぞ」

 そう促され棚の前に立つ。

「これ、デビュー作なんですよ。ぜひ見てください……」

 天使のような笑みを浮かべる千遥ちゃん。裏パッケージを凝視するとあられもない姿が……。

おおらか&ちょっと過激な”社風”!

「専属女優あるあるなんですが、月に一度しかAVの撮影はないから、現場には“ひと月溜めた状態”で臨むんです。だから男優さんが目の前に来るとついガッツいちゃうんです~(笑)」

 裏パケを肴に酒を飲む。確かにアナタはガッツいているが、俺はオレを静めなければならない。

 秋葉原にも同コンセプトの立ち飲み屋があるそうで、そこに行ったことがあるというO氏は慣れたもの。ここぞとばかりにツッコんだ質問をぶつけているではないか。

 その秋葉原店で「接客ナンバーワン」の称号を持つ、瀬乃ひなたちゃんがカウンターに。推しメニューというローストビーフを頼んだら、黒ひげ危機一発がついてきた。負けたアリスちゃんがセクシー罰ゲームという僥倖に。


瀬乃ひなた(@seno_hinata)ちゃんが合流。食事メニューにも力を入れている同店。「創業者高橋がなり直伝」のペペロンチーノもあり

 ガチ社員も福利厚生として使うというこのバー。クリエーティブな発想はここから生まれる。

【Syain Bar】
住:東京都中野区本町6-20-12SAN新中野ビル1F
電:なし
営:17時~ラスト
休:なし
料:2980円~(60分・お土産DVDつき)
●エロメンや人気風俗嬢がカウンターに立つことも。キャスト、イベントなど、最新情報はツイッター(@syain_bar)で

撮影/渡辺秀之 協力/O氏(夜遊びガイド)

歌舞伎町の最深部 長屋の屋根裏で夜な夜な催される妖しいショーに潜入

 昔の歌舞伎町の雰囲気を最後まで残す「思い出の抜け道」。バラック屋台が並び、魑魅魍魎が跋扈する小道は、潜入記者時代何度も痛い目にあった場所だ。尻の奥がキュッとするのは気のせいか。O氏と2人、当時のタフエピソードを語っていると、小道が妙に明るいことに気づいた。薄暗くうねった道の真ん中に、複合飲食店施設「のれん街」ができており、古民家風の長屋は若者で賑わっている。

歌舞伎町の最深部に現れる「思い出の抜け道」。古いバラック屋台などが軒を連ねており、抜けるのには躊躇する道だ

 焼き鳥、牛タン、串カツ……肉食な街にふさわしく、煙と熱気でもうもうの店内。O氏と俺は焼き鳥屋の鶏皮焼きをビールで流し込もうとした刹那……“ドスン!ドスン!”と天井が軋む音が。他の客も酒を飲むのを止めて異音がするほうを見上げている。

(右下から時計回りに)美羽ママ、ちいママの優羽さん、石頭さとみさん、ライカさん。ちなみに全員がニューハーフというから驚きだ

「実はこの上、ショーパブなんですよ。僕らは慣れっこなんですが、ビックリしますよね(笑)」

 そう語る焼き鳥屋の店主。確かに2階からラウドな音楽とともにステップを踏むような音がする。

明るく威勢のいいお姉さまがお出迎え

 焼き鳥をかじりつつ、軋む階段を上るとド派手な店が。「ミックスショーパブ」と書かれている。

「いらっしゃい、座って座って!」

「安室ちゃんに影響された世界観を実現したい」と銀座の店から独立した美羽ママ(左)。カラフルなショーは女性客をも魅了する

 やけに声の野太いお姉さん(?)に腕を摑まれ、ソファへ。今まさにショーが始まろうとしていた。

一度見たら忘れられない魅惑のキャストとショー

女王蜂や、ヤバイTシャツ屋さんなどのジャパニーズロックからキンプリまで選曲がイカす。

 安室ちゃんの曲とともに始まったショーダンスはハード系。「ミックスショー」をうたう通り、ニューハーフ、おなべちゃん、ノンケの女性ダンサーが激しく踊る。長家の屋根裏。梁がむき出しで決して広くないステージだが、プロジェクションマッピングで演出されるなど幻想的。衣装を次々と替えてポップでクール、そしてセクシー。ダンサーのほとんどがニューハーフというのだから驚きだ。




「男も女も性をも超えたキャストがお客さんを目いっぱい楽しませる屋根裏ショーパブです」

 ショーの演出から衣装デザイン、振り付けまでほとんど一人でこなすという美羽ママが終演後、息を弾ませながら説明してくれた。

衣装も自作だそうで、バックのオリジナル映像とも相まって歌舞伎町流ファンタジーを魅せてくれる

「何が出るかわからない」とママが言う屋根裏の“フリークショー”は、映画『グレイテストショーマン』のよう。昨今デオドラントされつつある歌舞伎町の最深部は、怪しく、妖しいから楽しい。

【屋根裏Muchu】
住:新宿区歌舞伎町1-3-7 第1金嶋ビルB棟2階(歌舞伎町REDのれん街)
電:03-3202-1177
営:19時~ラスト
休:無休
料:7000円~(ショーチャージ込み・飲み放題)
●ショーは1日3回。開始時刻は要TEL

協力/O氏(夜遊びガイド) 撮影/渡辺秀之

歌舞伎町でツマむなら……ガールズ寿司屋の実力は?

 日本一の繁華街、歌舞伎町をほろ酔いで彷徨うと、小腹が空いてきた。なにか腹に入れて帰ろうかと思っていると、最近ホストが始めたという寿司屋が目に留まった。

「話のネタに」と入ろうと思ったがアゲアゲな雰囲気に気後れし、しっぽを巻いた。マグロ王が両手を広げた店を覗くと、インバウンドの外国人客で満員。立ち食い蕎麦でいいかと、暖簾をくぐろうとした瞬間、浴衣姿の女のコが胸に抱く手書きのボードが目に入った。話を聞けば「お寿司食べていきませんか」と言うではないか。

 看板を一瞥すると「海鮮寿司カールズバー」と書かれている。

朝どれ、新鮮な魚を女のコたちが握る

 女のコに手を引かれるように立ち食い蕎麦屋のビルを上がると、スナック然としたエントランス。

「みなとまつり開催中!」とかわいい文字で書いてある扉を開けると、「いらっしゃいませ~」と黄色い声が聞こえてきた。

(前列右から時計まわりに)乃愛ちゃん、もかちゃん、るなちゃん、ねねちゃん、りおんちゃん。寿司屋とは思えぬ華やかさだ

「ここは女のコだけのお寿司屋さんなんです。毎日、静岡の沼津港から朝どれの新鮮なお魚を仕入れているんですよ!」

 カウンターに座ると、目の前でネタを用意してくれたのは乃愛ちゃん。いかつい大将が出てきて握り、女のコはお運びなんかをするものだと思っていたら、この店の“花板”乃愛ちゃんが握るという。

ピチピチ新鮮な私たちとお寿司で楽しんでね!

「沼津の地魚のまとう鯛、ミナミマグロの大トロ、そして今が旬の生カツオがおすすめです」

 富山の日本酒をちびちび舐めながら、手つきを拝見するとマイペースながらも堅実な仕事ぶり。

まずはその日のおすすめ3貫が1貫ずつ供される。その後はアラカルトで注文ができる。この日は真鯛のヅケと大トロ、カツオ。握りたてをさっと頂いた

「銀座の会員制寿司店の総料理長の先生から教えてもらっています。私は数か月前から“弟子入り”して、ようやくお客さんの前で握れるようになりました」

 そうはにかむ乃愛ちゃんの手つきをツケ場で食い入るように見ていたもかちゃんは2か月前の入店。寿司はおろか、料理もしたことなかったのが、今や大の寿司好きになったのだとか。

旬の魚を心を込めて握ります!



「実はココに入って初めてお寿司を食べたんです。こんなにおいしいものがあるのかと感動して。今は、お客さんに出せるよう握りの修業の毎日です」

 そんなもかちゃんには、女のコドリンクならぬ、女のコ寿司を注文しプレゼント。ここには職人を育てる楽しみもあるのだ。

もかちゃんの“勉強用”にプレゼント

 先生からは上達が早いと言われているというもかちゃん。

「寿司屋に長い修業は要らない」と持論を展開する向きもあるが、寿司を握るだけなら若い女のコでも十分可能なのではないか。

 白くふっくらとした手で握ったミナミマグロの大トロは舌の上でトロけ、甘みが広がる。小腹も心もすっかり満たされた夜だった。

【海鮮寿司ガールズバー】
住:東京都新宿区歌舞伎町1-4-8 RanZanビル3F
電:070-4327-7133
営:18~24時
休:日曜
料:3500円~(1セット60分飲み放題・寿司3貫つき。女性半額 ※税・サ込み)
●初回のお客様に限り1セット(60分)2500円飲み放題

撮影/渡辺秀之 協力/O氏(夜遊びガイド)

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