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俺の夜

調布で発見! 昭和な商店街にひっそりと佇むランパブの魔力

 来年に迫った、ラグビーW杯、そして2年を切った東京五輪。その舞台のひとつである、味の素スタジアム。巨大なスタジアムの周辺にはいつの間にか、立派なアリーナがそびえ立ち、一大スポーツタウンと化した調布。晴天に誘われ、サッカーの試合を観に出かけた俺。五輪世代選手のきら星の活躍に魂を震わせ、目を細めながら来るビッグイベントに胸をときめかせていると、電話が鳴った。

「え? 調布? サッカー観てるんですか? それなら帰りにちょっといいトコに寄りましょうよ」

 声の主はお馴染み、夜遊びガイドのO氏。なんでも紹介したい、ホットなスポットがあるという。

 スタジアムのある駅から電車に乗りふた駅、調布駅に降り立つと、辺りは再開発の真っ只中だ。線路は地下に消え、広大な駅前広場には巨大なパルコ。その背後にはそれを凌駕するほどの大型シネコンが。調布は映画の街だったっけ。そんな駅前から数分歩くと、突如現れた「調布百店街」のアーケード。軒を連ねるスナック、赤ちょうちん、ピンクサロン……煤けた雰囲気は映画のセットのようだ。

桃源郷

調布駅から徒歩5分、突如現れた「桃源郷」。国際大会開催時は盛況になる可能性大


スナックと思いきやランジェリーキャバ


 商店街を燻す、焼き鳥の煙の向こうで手を振るO氏。氏の指さす先はどう見てもスナック。思い切って木戸を開けると嬌声が。

「いらっしゃいませ~!」

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左からみおちゃん(20歳)、あまりん(22歳)、みさきちゃん(21歳)。週末は8人ほどが接客にあたるとか

 真っ暗な店内。外気との寒暖の差にメガネが曇って焦る。しばし目を凝らしていると、ぴょんと現れたランジェリーガール。ウサギの耳がかわいいあまりんちゃんが説明してくれる。

「水着キャバなんですが、ハロウィンだからランジェリー、そして、“かぼちゃ”を出してま~す」

 あまりんが後ろを向くと、かぼちゃより遥かにうまそうな、たわわな桃尻。

DMA-181019wh067 店内を見回せば、少なくとも6つの桃、桃、桃……。

 暗闇に浮かぶ桃尻に釘付けになりながらも、とりあえず乾杯する。

Trick or Treat! 可愛く悪戯しちゃう


「私たちもドリンクいいですか?」

 いきなりのおねだり攻撃に表情を強張らせると、あまりんが諭す。

「女のコのドリンクは料金に含まれてるから安心してくださいね」

 こちらの心を見透かされたようで、赤面する俺。

飲み放題

なんとレディースドリンクがコミコミの飲み放題。生ビールから焼酎、ウイスキー、本格的なカクテルまで、飲みすぎ注意だ!

「リーズナブルなお値段だから、上は75歳から、地元のサラリーマンまでいらっしゃるんですが、意外やお一人様が多いんです」

ノリの良いキャストがスレスレ、グイグイ、ダンシング


セクシーダンス

興が乗ればアドリブでセクシーダンスが見られるかも

 手作り感溢れる店内装飾。恐らく以前はスナックだったのだろう。大箱では味わえない密着感に思わず汗ばむ俺。見ればカウンターでドリンクを作る、みさきちゃんの大きな谷間が上下に躍っている。

「乳が小さくて見えな~い!」と目をしっかと凝らす俺。最近キャバクラで人気だと言う、ハ●キルーペで拡大して見たいほどだ。

某ルーペ

Tバックなら某ルーペでなくとも、尻に敷いてみたい

 O氏がカラオケを歌えば、なんと女のコたちがそれに合わせてフロアをノリノリで踊ってくれる。いわゆる“ポロンちゃん”は大丈夫かと心配をするが、

「普段からTバックだし、慣れているんで大丈夫!」

 イタズラっぽく笑って挑発する女のコ。ブラにおひねりを挟み「Trick or Treat」。大人のハロウィンは更けていった。

【JEWEL】
住:東京都調布市布田1-49-27 太陽ビル1F
電:042-487-7034
営:19時~LAST
料:4000円(1セット45分・税サ15%)
生ビール、焼酎、ウイスキー、カクテル、ソフトドリンク飲み放題(レディースドリンク含む)
●調布百店街・旧甲州街道側すぐ

撮影/渡辺秀之 協力/O氏(夜遊びガイド)

居酒屋か? 練馬に現れた赤ちょうちんガールズバー

 赤ちょうちん――懐寂しいおっさんにとってこれほど頼もしいサインはない。恵比寿、西麻布、六本木……いかなるシャレオツ繁華街に出向こうとも、まずは目指すのは赤い灯。煤けたカウンターに滑り込み、ビールや酎ハイで安いつまみを流し込み、きらびやかなピンクサインに思いを馳せる。

 赤ちょうちん一つない代官山で詮なき仕事を終え、東急東横線で帰途に就いたとき、これが副都心線直通で埼玉のほうまで繫がっていることに気づいた。途中の池袋じゃあベタすぎる……思案を巡らせていると、夜遊びガイドのO氏からLINEが。「今練馬で飲んでいるんですが、来ませんか?」。

 やっとのことでサムアップのスタンプを探し出して送信したとき、練馬に滑り込んだ。この間わずか25分、交通網の発達に驚愕する。

 サラリーマン諸氏に押されるようにして、改札を出ると、目前には飲み屋街。赤ちょうちんや怪しげなネオンに引き寄せられるように諸先輩方が闇に消えていく。O氏に指定されたのは駅から徒歩1分という“赤ちょうちん”。煤けたビルと高架に囲まれたエアポケットのような場所にぽうっと灯る赤い光があった。

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藍染めの暖簾に格子戸 おでん屋と思いきや


 藍染めの暖簾がかかった格子戸を恐る恐る引こうとすると、なんと自動ドア。急に開けた視界。おでん屋台を彷彿させる店内で「いらっしゃいませぇ~」と元気に挨拶する女のコたち。見回せばそのコたちに、カウンターから腰を浮かさんばかりに口角泡を飛ばすO氏がいた。

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左からゆきなちゃん(26歳)、のだめちゃん(18歳)、あかねちゃん(25歳)。ピーク時には12人ほどの女のコが相手をしてくれる

 居酒屋にしては様子が変だ。ノリの良い音楽に、壁一面に貼られたチェキ、そして「ドンペリ4万円」などと書かれたポップ。

「赤ちょうちんが出てるけど、ここはガールズバーなんです。よく普通の飲み屋と間違えてご年配のご夫婦とか入ってきますけど(笑)」

めちゃめちゃ安くて、楽しい! 都内一を目指しています


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一回のお勘定が1万円を超えると、女のコとのチェキが撮れる。壁一面に貼り出されたチェキはこの店での「太客」の証しなのだ!

 飲み物の注文を取りながら、お姉さん格のゆきなちゃんがいろいろと説明してくれるが、価格を聞いて仰天、飲み放題で30分900円、「せんべろ価格」なのだ。

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「出たとこを見たことない」(あかねちゃん)というドンペリは4万円。都内よりは圧倒的に安い!

「都内一安い店を目指してるらしいんです」とツッコミを入れてきたあかねちゃんにおでん(800円)を注文しつつ話を聞くと、営業時間も朝の8時までと超ロング。

名物のおでんは800円

名物のおでんは800円

 六本木や新宿じゃあるまいし、なぜこの営業時間かと問うと、練馬にはあまたのキャバ、ガールズバー、飲み屋があり、果てしなく飲みたい猛者や店を閉めた同業者が朝方押し寄せてくるのだとか。

 フルスイング気味の店内の雰囲気に圧倒されていると、それに輪をかけるタレントが! “お酒を与えないでください”と店内ポップに書かれていたその人、のだめちゃんはなんと18歳。おしとやかな雰囲気ながら、オレンジジュースで乾杯すると、得意だというラップを披露してくれた。

「ラッパー彼氏にフラレて、マジ悔しくてぇ、元彼悔しがらせたいから、マジなラップを勉強中!」

 ここはフリースタイルダンジョンか! 伝説のラップユニット、練マザファッカーを生み出したこの地で脈々と受け継がれるラップ魂。「おでん芸」もしっかりと継承する恐るべき18歳なのだ。

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「はい、あ~ん」「アヂッ!」お約束のおでん芸も完璧

 練馬に突如現れた“赤ちょうちんガールズバー”。都心にはない包容力に溢れている。

ふぁにいふぁにい

ふぁにいふぁにい

【ふぁにいふぁにい】
住 東京都練馬区練馬1-2-8 武蔵屋ビル1階
電 050-1517-3188
営 20時~翌8時
休 なし
料 1セット30分900円(税別)生ビール、焼酎、サワー、ウィスキー、ソフトドリンク飲み放題、歌い放題

撮影/渡辺秀之 協力/O氏(夜遊びガイド)

銀座に突如現れる“インディーズスナック”の謎

 ラーメン、カレーに立ち飲み屋。世はシェアブームに乗り、いわゆる「間借り営業」がはやっている。カレーに至っては、大阪を中心に、既存の飲食店の休みの時間に2~3時間の営業があっという間に人気店になり、独立。一国一城の主になるという「サクセスストーリー」があまた語られている。

 間借りの店でスパイスカレーを食べながら口角泡を飛ばしていると、お馴染み夜遊びガイドのO氏が汗をフキフキぼそっと呟く。

「銀座のクラブにもそんな営業をやっている店がありますよ」

老舗ラウンジの扉

銀座の老舗ラウンジの扉を恐る恐る開ける。聞こえる若いコの嬌声に胸を撫で下ろす

 その名も「インディーズスナック女子大生」。銀座のラウンジを間借りした不定期で開かれるスナックだそうで、ツイッター界隈で話題となっているのだという。

銀座に月1、2度現れる風変わりなスナック


 やってきたのはアルマーニの制服導入で一躍有名になった泰明小学校近く、コリドー街から一本道を隔てた通りにある「ラウンジ」「CLUB」などと書かれた看板が並ぶ古い雑居ビルだ。ゴトリと音を立てて止まるエレベーターを降りると、「会員制」と書かれた扉がズラリと並ぶフロアに。目的の店の名は出ておらず、緊張が高まる。貸主の店の屋号を確認しつつ、重厚な木製ドアを僅かに開け、恐る恐る中を窺う……。

「いらっしゃいませぇ」

DMA-180812wh026 及び腰の我々を迎えてくれたのは、胸元が艶やかに開いたドレスが美しいりさママ。聞けば心理学を学ぶ21歳の女子大生というから看板に偽りはない。角のハウスボトルでハイボールを作るのも手慣れたもの。その手つきを眺めながら、“インディーズ”を名乗る理由を聞いた。

「もともとは二十数人からなる大人数ノイズバンドのメンバーが始めたスナックなんです。去年バンドが活動休止になったとき、その後継として『スナック』をやりたいと。だから中心メンバーはノイズバンド出身なんです」

在籍は約20人

左からことちゃん(21歳・アイドル)、りさママ(21歳)、かのちゃん(22歳・元バンドマン)。多彩な女のコたちの在籍は約20人


女子大生アイドル、アーティストが催す宴


 バンドはインディーズだったそうだが、銀座に水商売で殴り込みをかけて、一転メジャーを狙おうという企みか……。

店内にはなんとピアノが

店内にはなんとピアノが。女のコやお客さんが突然弾き出して、セッションなんてことも!? ノイズバンドはここで復活なるか

「鏡月のボトルのフタが開けられないコもいたほどなんで、メジャーなんておこがましいです」

 と笑うりさママだが、在籍の女のコはアイドル、イベントのオーガナイザー、バンド女子など、いわゆる“アーティスト志向”の女のコたちが多い。

「1年前にオープンした当時はそれぞれの女のコたちのファンがやってきて、イベント感覚で盛り上がっていたけど、『銀座の怪しいスナック』感がウケてか、噂が噂を呼んで、一見さんも多く来てくれるようになりました」(りさママ)

銀座のど真ん中でカオスと喧騒に酔う


女のコの手料理

女のコの手料理(600円)もふるまわれる。この日はだし巻き卵と肉じゃが。訪問の際はSPA!今号を持参。サービスがあるかも!?

 カラオケはもちろん、女のコの楽器演奏やライブ、チェキ大会、アイドルグッズの物販など何が飛び出すかわからないところが「インディーズ」。

DMA-180812wh032「女のコがシャンパンボトルを売り歩いたり、突然手料理をふるまったり、なんでもアリの“接客にならない接客”がウリ。月に1、2度の不定期営業だから、女のコたちも全力で楽しんでるんです」

 銀座に現れた異空間。今は間借りだが、今後は果たして……。それでも、恐れず、気負わず、楽しむのが王道だろう。

DMA-180812wh040【インディーズスナック女子大生】
住 東京都中央区銀座6-3-5 小池ビル3階(ラウンジ・ラベンダー内)
営 8/25(土)、9/15(土)、10/6(土)18:00~22:30
料 4000円(時間無制限・ハウスボトル飲み放題)
最新情報はTwitter(@ISU_jD)で

撮影/渡辺秀之 協力/O氏(夜遊びガイド)

日本初!? 乗って、漕いで、飲んで、トーク、サイクルバーの磁力

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