新着
ニュース
エンタメ
ライフ
仕事
恋愛・結婚
お金
カーライフ
スポーツ
デジタル

俺の夜

大人の隠れ家。小料理屋で美人ママとしっぽり飲む夜

 春の訪れを感じる今日このごろ。旨い飯でも食べて、そのあと、女のコがいる店を冷やかそうと考えていたところ、夜遊びガイドのO氏から「中野に来ませんか? 腹空かせて来てくださいよ」と電話が。

 中野駅北口を出て、飲食店やキャバクラが無数にある雑多な通り。夜ごと界隈を徘徊していたエロ本時代を思い返しながら、中野ブロードウェイの辺りに行く。目指す店が見当たらず、氏に電話すると、ラーメン店の2階と思しき階段からO氏がひょっこり現れた。

俺の夜 極細の階段、真っ白な暖簾に「ゆきみさけ」の屋号。ここは一体?

料理自慢のママの過剰な「おもてなし」

 トントンと階段を上がるとカウンターのなかには美女が。

俺の夜

ママの渡邉祐紀さん。司法書士を目指して福島から上京後、銀座のホステスを経て独立。’11年、土地勘のある中野にこの店を開いた

「お飲み物なに召し上がります?」

 ガールズバーかと思いきや、まさかの小料理屋。手際よく注いでくれた生ビールを舐めていると、目に飛び込んできたのはカウンターの上にズラリと並べられた大皿。

「10種類から1品選んでください。これがお通しになります」

俺の夜

俺の夜

カウンターに毎日10品並べられるおばんざいがお通し(一皿300円)に。故郷・福島の食材を主に使用した素朴で懐かしい味

 筑前煮、がんもと厚揚げ煮、鶏モツ煮込み、マグロの甘辛煮……。どれも旨そうで迷う。小松菜とがんもの煮浸し、たけのこ煮をそれぞれ選ぶと、ママがこんもりと盛りつけて渡してくれた。

 え!? これ1人前?

「お客様の喜ぶ顔が見たいから、ついついサービスしちゃうの。これだけでお腹いっぱいになると言われることもあるけど……」

 とコロコロと笑うママ。心意気にビールをご馳走すると「はい、サービス」とこれまたてんこ盛りの大根と豚の角煮の“ご返杯”。

俺の夜 昼の13時半から開店ギリギリまで仕込んでいるという手作りお通しの数々。開店後もひとりで切り盛りしている。福島県出身のママはなるべく地元の食材にこだわって料理を作っているのだという。

「少しでも福島の力になりたくて、東日本大震災の後にこの店を始めました。以前は地元産の野菜や米は実家の母が送ってくれていたんです。母が亡くなって全部というわけにはいかなくなったけど、ウチで出している県産のお米は最高級品。絶対食べていってね」

 毎日店で玄米を精米し、お客に食べさせるご飯。「くれぐれもそれまでお腹いっぱいにしないで」と、どの客にも念を押すほど。

気前の良すぎる盛りに酒もグイグイ進む

 あまたあるメニューに目移りしていると、「ウチの名物よ」と出されたのは「天然本マグロのブツ刺し」。脂の乗ったピンク色の中トロが豪快に盛られた逸品は、舌先でさっと溶けてしまうほど。

俺の夜

俺の夜

名物の「天然本マグロのブツ刺し」はてんこ盛りで1500円!

 豊洲で毎朝仕入れる魚介類はママの目利き。それもそのはず、ママは26から31歳まで銀座の一流クラブでホステスをしていたのだ。

俺の夜

特大のきんきの丸一本煮付け(2800円)

 
俺の夜

兵庫の生牡蠣「サムライオイスター」(1000円)

「お客さんにはずいぶんおいしいものを教えていただいたわ~」とさらりと言うが、往時の舌の記憶がメニューに反映されている。

俺の夜

銀座時代の艶姿も

 関東ではここでしか飲めないという地元「若清水酒造」の日本酒を頼むと、「ほぼ2合」というどデカいグラスに並々と注いでくれる。

 俺の夜「シメ」をお願いすれば、てんこ盛りの「ウニ丼」。のけぞる俺。

俺の夜

厚岸産と根室産をミックス、ゲタの3分の2を盛ったシメの「ウニ丼」(3500円)。ご飯は食べきれない場合おにぎりにしてお土産に

「2軒目に行けなくなるから、結局安上がりでしょ(笑)」

俺の夜 キャバには到底行けず、膨らんだ腹を抱えて直帰しましたとさ。

【美酒嘉肴ゆきみさけ】
住:東京都中野区5-52-1 2F
電:03-6454-0258
営:18~24時(状況により早じまいあり)
休:日
料:おまかせコース(4000円~)あり
カウンター9席、テーブル2卓。宴会も可能。予算に応じて料理を出してくれるが、どれも盛りが良いと評判

協力/O氏(夜遊びガイド)撮影/渡辺秀之

激動の2020年。下町・亀有のミリタリーバーで愛と平和を語る

 激動の2020年の幕開けだろう。イランを巡る危機、某企業の元社長の逃亡劇、そして新型コロナウイルスの流行……平和の祭典・東京五輪はこのまま平穏無事に開催されるのか。そんなことを考えながら、JR総武線に揺られ、車窓から見える新国立競技場を眺めていると、夜遊びガイドのO氏からLINEのメッセージが届いた。

「亀有で取材中、怪しい一角を発見!」。写真には廃墟と思われる建物と「セクシーギャル」と書かれたボロボロの看板。一体何を訴えようとしているのか……。そこからさらに30分ほど電車に揺られ亀有で降車、O氏と合流することに。

俺の夜

亀有の治安を守る、ご存じ「両さん」。実際、こんなサンダル履きの諸先輩方がこの店のご常連にもあまたいるそうだ

 駅で手を挙げて待っていた“有名警察官”の像をすり抜け、やたら中華料理店の多い繁華街を進むと、明らかに毛色の違ったネオン街にO氏が立っていた。

下町・亀有の元ピンサロ街の片隅に

「これが写真の廃墟なんですが……。それより隣を見てください」

俺の夜 スナックや居酒屋、アジア料理店が並ぶ薄暗い長屋の一角。件の「セクシーギャル」の廃墟の隣から漏れる明かり。素通しのドアから中を覗くと拳銃がズラリ。奥には機関銃やロケットランチャー、そして手榴弾と思しき「火器」がうやうやしく鎮座している。

 店内には女のコが複数人。その一人と目が合ってしまった!

「どうぞ! いらっしゃいませ~」

俺の夜

左から、ももちゃん、ゆかちゃん、あいりちゃん、くぅちゃん。セクシーでキュートなアーミールックはなんと自前だそう

 ドアを開け、我々を招いてくれたのはアーミールックの女のコ。胸元は大きく開き、ミニに網タイツ。映画『地獄の黙示録』のプレイメイトのよう。ブラック系のビートの効いた音楽、モニターには際どく尻を振る女たちの映像が流れている。恐る恐る席に着くと、アーミー女子はテンションが高い。

「ビール、焼酎、カクテル、ウィスキー、今の時間は60分、1000円で飲み放題で~す!」

俺の夜

店内には50丁超のモデルガンやロケットランチャーがディスプレイされている。手に取るのは諸事情により不可だが、緊迫感もある

 壁に飾られた50丁を超えると思われる「銃火器」。聞けばオーナーが趣味で集めたモデルガンなのだが、けっこうな値段のする代物もあるという。

俺の夜 俺の夜 俺の夜「現役の自衛隊員の方が大勢を引き連れてきて、ひとつひとつ銃の名前を連呼して説明してくれたり、サバゲー(サバイバルゲーム)好きのお客さんが来るようになったり。私たちもオンラインゲームでバトルロワイヤルを楽しんでます」

 と“小隊長”のあいりちゃんを筆頭に女のコたちは口を揃えるが、キナくさい現実の世界とは大違いの和気藹々さ。イランvsアメリカのバトルなんてどこ吹く風だ。

朝まで飲んで飲んで! 持久戦は大の得意

 そんな彼女たちの「戦い」のボルテージはもっぱら酒だそう。

俺の夜 俺の夜 俺の夜 俺の夜「女のコ同士で飲むと、誰かをツブすまで容赦なく飲(や)る!」とゆかちゃんが気合を入れると、「日本酒なら底なしで飲める」とすかさず応戦するももちゃん。

俺の夜

とにかく酒が好きだと豪語する4人のアーミーガールは朝まで飲むこともザラ。生半可な飲み方だと確実に“火傷”するので注意!

「5~6年前はこの辺ピンサロ地帯でヤバかったらしいですよ~! 隣もピンサロだったし!」

 O氏を喜ばせているくぅちゃん。

 裏表なく、豪快に笑うプレイメイトたち。下町ならではのイナタイ感じが妙に心地よい夜だった。

【Little Army】
住:東京都葛飾区亀有5-28-2 1F
電:03-5856-2377
営:19時~ラスト
休:無休
料:1000円(19~21時/60分)、3000円(21時~/60分)※飲み放題(税別)
ちょっと暗い路地だが、路面店ゆえ入りやすいと評判

協力/O氏(夜遊びガイド) 撮影/渡辺秀之

ポップ&キュート。夢のアメリカダイナーガールと戯れる吉祥寺(ジョージ)の夜

 今年も残すところあとわずか。消費増税の余波だろうか、己の人徳のなさだろうか、忘年会に誘われる回数がめっきり減った。そんなことをボヤきながら、O氏とふたり吉祥寺の公園前の老舗焼き鳥店で煙に巻かれつつ、安酒をちびちび煽ってメートルをあげた。揚げ句「年末パトロール」と称して吉祥寺の繁華街を探索することに。

 酔っ払いをかすめるようにバスが往来する駅前の道を歩いていると「J2」とだけ書かれたピンクの看板が。階段を地下に下りるとまたもや焼き鳥店の隣に重厚な木戸が。しかし、それは目の高さでガラス張りになっており、中の様子を覗ける仕組みになっていた。

俺の夜

りなちゃん(左・20歳)とるいちゃん(20歳)。可愛い衣装に惹かれて入店したそう。学生街だけあり、女のコは20代前半で占められる

古き佳き70’sアメリカテイストの新店

 真っ赤なチェックのリノリウムの床、そして赤いビニール張りの椅子。古き佳き70’sアメリカンダイナーのような内装。まさに“あの制服”を着た女のコと目が合った。手招きしている女のコたち。フラフラとその空間に吸い込まれていく……。

俺の夜

ポップでキュートな制服でお待ちしています!

「いらっしゃいませ~」

 元気よく迎えてくれたダイナーガールに促されカウンターにつく。

「ここはアメリカのカフェをコンセプトにしたガールズバーなんです。飲み放題だからたくさん飲んでいってくださいね!」

俺の夜

吉祥寺界隈では珍しいという「飲み放題システム」。早い時間は地元の諸先輩方、終電近くは若いサラリーマンで盛り上がるという

 ポップな衣装が眩しい。エプロンには「Rude Girl(無礼な娘)」と意味深なメッセージが。

 安焼酎で鈍麻した口をリフレッシュするため生ビールをオーダー。りなちゃん(20歳)、るいちゃん(20歳)ともに居酒屋でバイト経験があり、ビール注ぎは得意中の得意だというが……グラスを探すのに右往左往。

俺の夜

某有名居酒屋でバイト経験のある両人のサーバーさばきは必見

 背伸びをしては棚を探し回っていると、白い肌がチラリ。ヘソ出しのダイナーガール衣装の恩恵か、思わず凝視するおっさん2人。先月25日にオープンしたてで不安なオペレーションをカバーするに余りある。グラスを発見、さっそく生ビールを注いでもらうと……美しいおヘソがチラッ、眼福ではないか!

俺の夜 俺の夜

コカボムタワーは甘く妖しく危険な香り……

 生ビールと美ヘソで生気を取り戻した我々は、ここの名物という「コカボムタワー」(1万5000円)を景気良く注文。コカの葉や朝鮮人参などを配合した酒、コカレロをエナジードリンクに混ぜて飲むという、卒倒必至のパーティ酒。しりとりをして負けたほうが飲むという「超古典的なゲーム」でダイナーガールの籠絡を図る。

俺の夜「全然平気っすよ!」と負けてもグイグイ杯を煽るりなちゃん。すでにろれつが怪しい俺は撃沈寸前。嗚呼、ろくでなしBLUES。パリピにはなれそうにない……。

【ガールズバーJ2】

住:東京都武蔵野市吉祥寺南町1-1-18 けやきビル東B1
電:0422-26-5855
営:17時~翌5時
休:なし
料:3000円~(1セット60分、生ビール、焼酎、ウィスキー、ソフトドリンク飲み放題。カラオケ・ダーツ無料)
●「SPA!見た」で初回セット料金半額!

協力/O氏(夜遊びガイド)撮影/渡辺秀之

大阪・日本橋に現れた「魔界」で笑わない美女に生け贄にされる夜

「魔都」と呼んでいいほど訪れるたびに新しく、怪しく、風変わりなものを見せてくれる大阪。そんな魔都にあるオタクの街が日本橋だ。「大阪のアキバ」といわれる場所だが、ミナミと通天閣の間にある通称「ヲタロード」はメイドカフェの横 […]

血湧き肉躍る大熱戦を美女と! ラグビー日本代表をチアと応援!

 歌舞伎町をぶらぶらしていると、周辺のアイリッシュパブや居酒屋から「ウォー!」「イェーイ!」という歓声が。看板には「ラグビー放映中」の文字。そうかラグビーW杯が始まったのか!  ラグビーといえば、大学生のとき、旧国立競技 […]

福利厚生用!? あのSODが本社の一角で始めた“社員バー”

 新中野に野暮用があり、灼熱の青梅街道を西日に向かってトボトボと歩いていると、男子憧れの超一流企業、ソフト・オン・デマンド(以下SOD)本社がある。(いつもお世話になっております)とひとりごちて通り過ぎた刹那、「女子社員 […]

歌舞伎町の最深部 長屋の屋根裏で夜な夜な催される妖しいショーに潜入

 昔の歌舞伎町の雰囲気を最後まで残す「思い出の抜け道」。バラック屋台が並び、魑魅魍魎が跋扈する小道は、潜入記者時代何度も痛い目にあった場所だ。尻の奥がキュッとするのは気のせいか。O氏と2人、当時のタフエピソードを語ってい […]

歌舞伎町でツマむなら……ガールズ寿司屋の実力は?

 日本一の繁華街、歌舞伎町をほろ酔いで彷徨うと、小腹が空いてきた。なにか腹に入れて帰ろうかと思っていると、最近ホストが始めたという寿司屋が目に留まった。 「話のネタに」と入ろうと思ったがアゲアゲな雰囲気に気後れし、しっぽ […]

都内に突如現れた秘宝館で昭和のロマンに思いを馳せる

 先のGWは10連休と巷は大騒ぎであったが、いかんせんカネもヒマもない。近所をまんじりともせずにぐるぐると歩いていると、それを見透かしたように電話が鳴った。 「都内に大人のアミューズメントができましたよ。秘宝館、一緒に行 […]

炊きたてご飯とダンスで満腹! 六本木に現れた花魁ショーパブ

 春は別れと出会いの季節。仕事仲間の送別会の幹事を仰せつかったものの、どうすべきか。懐寂しい中年同士、財布の紐は締めておきたいが、貧乏くさい宴会では遠い異国の地に「島流し」になる同輩に恨まれる。思い悩んでいると、夜遊びガ […]