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“自分好み”のウルトラブックを手に入れるには『オーナーメード』

【VAIO T SVT1311AJ】

VAIOブランドで初のウルトラブックとなる「Tシリーズ」のうち、13.3型ワイド液晶を採用した大型モデル。店頭モデルは、Core i5に500GB HDDとキャッシュ用SSD、4GBメモリなどを搭載するが、カスタム可能なVAIOオーナーメードモデルなら、SSDのみの構成で8GBメモリ、Core i7搭載の最強構成も可能だ。サイズはW323×D226×H17.8mmで、重量は約1.50~1.60kgとなる。約6.5~7.5時間稼働する VAIO T SVT1311AJ◆新型ウルトラブックVAIO Tでオーナーメードモデルを薦める理由  モバイルノートは、軽くて薄くて長持ちで、いろいろな機能が使えて快適に動くに越したことはない。ただし、それらの要素のいくつかが欠けていても、得意分野で突き抜けている強みを持つモデルには、ほかでは得難い魅力がある。それを実現できるのが、「VAIO T」のVAIOオーナーメードモデルだ。
SVT13119FJS,SVT11119FJS

上から店頭モデルの13.3型ワイドモデル「SVT13119F JS」と11.6型ワイドモデル「SVT11119FJS」。実勢価格は12万円前後と11万円前後

 VAIO Tは、側面に通常サイズのHDMIやLAN端子を装備するなど、薄さを追求するウルトラブックとしては珍しいほどに拡張性が確保されている。またスリープ時の電力消費を抑え、ウィンドウズの再開速度を高める機能も備えるなど、ライバル機とは一線を画す独自色を持っている。しかし、それゆえ重量は13型の店頭モデルで1.6kgと、今どきのモバイルノートとしては重い部類。ここが気になる要素だ。  通常ならネックになる部分を甘受して購入を検討することになるが、VAIOオーナーメードモデルなら、スペックを調整することで、少しでも快適なモデルに仕上げることができる。例えば、重さが気になるなら、ストレージ構成からHDDを外してSSDのみに変更すればいい。HDDは比較的重く、消費電力も大きいため、この変更で重量は1.5kgにダウンし、バッテリ駆動時間も約6.5時間から最大で約7.5時間まで引き延ばせる。容量128GBなら、最小構成8万4800円だ。  ここからさらに、CPUを最強のCore i7にして、メモリも最大容量の8GB積んでも、付加ソフトを付けなければ12万8800円。PowerPoint付きオフィスをプラスすると約15万円となる。ウルトラブックとしてはやや高価な部類になるが、処理速度は店頭モデルよりも段違いに上がっている。軽さと薄さ、バッテリの持ちはそこそこだが、いろいろな機器に接続できて、処理能力はすこぶる高い。そんなモバイルノートを求めているなら、VAIO Tのオーナーメードモデルは、面白い選択肢ではないだろうか。 古田雄介

◆サブカルライター・古田雄介の物欲刺激度 2.5/3

モバイルノートは汎用性よりも個人へのフィットを重視するライター

◆編集担当Kの物欲刺激度 1.5/3

考え方としては、自分好みの仕様にできるオーナーメードモデルはあり。ただし、毎日持ち歩くものなので、処理速度よりも重さを重視したいのがワタクシの考え。重さ、バッテリ容量、価格のバランスでパソコンは選びたい。メール、ブラウジング、ワード、エクセル、パワポがメインなので、処理速度はそこそこでよい
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