女がキレる「男の発言」ランキング――オフィスに潜む地雷の数々。何げないひと言が命取り
―[女がキレる[男の発言]ランキング]―
タレントの発言や企業CMなど、そこに決して悪意はなくとも女性が「失礼だ!」と炎上する機会が増えている。自意識過剰な女性を前に、何げなく放ったひと言が命取りとなるのが現代である。そこで今回はOL300人アンケートを実施。いま女性は何にキレがちなのか探ってみた。
◆公共の場でプライベート話は命取り<オフィスに潜む地雷編>
一日の大半の時間を過ごすオフィス。しかも、同僚とは毎日顔を合わせるだけに、うっかり地雷を踏んだときの被害は甚大。中でも、20代後半~30代の女性に対する発言には要注意と心理カウンセラーの五百田達成氏。
「この世代は『男女平等』の意識が早くからインストールされています。さらに大企業で働くキャリアウーマンであれば、ハラスメントの知識も豊富。我慢しなくていいことを知っています」
この“要注意世代”には感性アナリストの黒川伊保子氏も同意見。
「この世代は経済的に余裕のある親に大切に育てられているので、少しでも見下すような発言には非常に敏感。ツッコミ感覚で軽く言ったことでも免疫がないから『はいはい』と流せないんです」
とはいえ、「なんか疲れてる?」(128人)といった日常会話ですら「老けたってこと? 気にしてるのに!」(31歳・食品)と爆発されても……。だが、恋愛セックス作家のアルテイシア氏は「そもそも男性のデリカシーのなさがひどすぎる」と手厳しい。
「男性は冗談のつもりで『太った?』などと口にしますが、女性は『病気の治療の副作用で太ったのかも』とまで一瞬で考えられるので口に出さない。もともと気遣いができる女性だと、なおさら男性のデリカシーのなさが耐えられない」
怒りの導火線が張り巡らされたオフィス。一瞬の油断が命取りとなると心得よ。
●OL300人アンケート「女がキレた男の発言」オフィス編
全国の都市部に暮らす、20~39歳の働いている女性300人を対象に調査。取材で得た「不快だった男の発言」に対して、「これを言われたらキレる」というものに投票していただき、何人がブチギレたのかをランキングした。
1位:(後輩が先に結婚したとき)先越されちゃったね<217人>
「早く結婚することがそんなに偉いんですか?」(34歳・金融)
2位:女は仕事以外でも生きられるからいいよね<210人>
「仕事に生きる女性もいるし、考え方にカビ生えてる」(27歳・建設)
3位:結婚したくないの?<201人>
「したいけど、あんたみたいな男は絶対に嫌!」(26歳・公務員)
4位:恋愛しないといい仕事もできないよ<189人>
「私はそんな適当な考えで仕事してませんから!」(30歳・保険)
5位:もうちょっと笑顔でいようよ<185人>
「じゃあまず自分から実践してくれませんかね」(35歳・医療)
6位:君は一人でも生きていけそうだよね<178人>
「独身なのを慰めてるつもり? ほっとけよ」(29歳・小学校教師)
7位:仕事誰かに手伝ってもらうか、代わってもらえば?<177人>
「私の代わりは誰だってできるって言いたいの?」(24歳・飲料)
7位:あのコは顔採用かな<177人>
「顔採用じゃない私はソルジャーってこと!?」(31歳・IT)
9位:飲みも仕事のうちだよ<171人>
「お前と行くなら残業していくほうがマシ」(28歳・書店)
10位:独身って好きなことできるからうらやましい<161人>
「絶対結婚したくてもできないのわかってて言ってる」(38歳・IT)
11位:今日の服装(メイク)、気合入ってるね<160人>
「いちいちチェックするなよスケベおやじ」(30歳・不動産)
12位:また体調くずしたの?<154人>
「じゃあ一回でいいから生理味わってみろ!」(27歳・人材派遣)
13位:新人のコが入ってくると華があっていいね<149人>
「私はもう枯れ草ってわけですか。そうですか」(32歳・通信)
14位:中身が若いよね<142人>
「外見はおばさんなのにって、余計なお世話だ!」(34歳・公務員)
15位:女性専用車両は男性差別(逆差別)だよね<136人>
「はあ? しょうもない痴漢がいるからだろうが!」(23歳・保育士)
16位:意外と女性的な面もあるんだ<131人>
「あなたに女性らしさをアピールする必要ないので」(31歳・貿易)
17位:(顔見て)なんか疲れてる?<128人>
「そりゃダメ上司の尻拭いで、肌も荒れますよ!」(33歳・商社)
18位:女っぽくないから話しやすいよ<127人>
「女として魅力がないってこと!? 失礼すぎる!」(27歳・建設)
19位:女子力高いね!(低いね!)<125人>
「女性らしさを求められてる感が嫌」(32歳・薬剤師)
20位:バリバリのキャリアウーマンって感じだね<118人>
「キャリアウーマンって(笑)。いつの時代の話?」(38歳・商社)
20位:今日は機嫌がいいね<118人>
「いつも陰気な顔ですみませんね。生まれつきなんで」(27歳・介護)
22位:女のコなんだから、そんなに頑張らなくてもいいんだからね<114人>
「女のコは頑張ってもなかなか出世できないしね!」(29歳・銀行)
23位:お若く見えますね<103人>
「それもう年食ってるって言ってるのと同じ!」(37歳・広告)
24位:それは女性ならではの発想だね<99人>
「女性の発想は『男の俺にはわかりません』ってか!?」(33歳・秘書)
25位:毎日、夜遅くまで頑張るね<81人>
「どうせ予定もないんで、すみませんでしたね」(25歳・印刷)
【五百田達成氏】
作家・心理カウンセラー。「社会変化と男女関係」を主なテーマに執筆。著書『察しない男 説明しない女』(ディスカヴァー21)が22万部超え。『スッキリ!!』(日テレ系)出演中
【黒川伊保子氏】
感性アナリスト。感性リサーチ代表。男女の脳の違いをモチーフにした恋愛エッセイを得意とする。『女の機嫌の治し方』(幻冬舎)が8月刊行予定のほか、著書多数
【アルテイシア氏】
恋愛セックス作家。女性の本音や恋愛心理を鋭く描く作家。主な著書に『オクテ男子のための恋愛ゼミナール』、『ゼロから始めるオクテ男子愛され講座』(共に永岡書店)など
イラスト/市橋俊介
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