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“ファッション×ロボットの融合”若き女性クリエイター・きゅんくんが最新ロボ「メカフクリオネ」を発表

きゅんくん

「METCALF clione」を装着した有名コスプレイヤーの近衛りこ

 ロボティクスファッションを制作する気鋭の女性クリエイター・きゅんくんが、最新ウェアラブルロボット「METCALF clione(メカフクリオネ)」を披露した。アスラテック社のロボット用OS「V-Sido OS」搭載のモデルで、同作品の発表に合わせ、今川宇宙と近衛りこを起用したショートムービーを公開している。  きゅんくんは、機械工学を学びながら、ロボットをファッションの視点から捉え、ファッションとして着れるロボットを開発してきたエンジニア。これまで、多くの展示会などでさまざまなロボットを発表し、光るシューズで注目を集める「Orphe(オルフェ)」の開発などにも参加してきた。「METCALF clione」はきゅんくん自身が装着するのではなく、有名コスプレイヤーの近衛りこが装着。きゅんくん曰く、「透明感のあるメカフクリオネには彼女が適任でした。構想の段階から彼女にモデルをお願いしようと思っていた」とのこと。 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1081012  “METCALF clione”の特筆すべきポイントは「大幅な軽量化」「グラフィックプリント」「スマートフォンなどで操作可能」の3つ。 (1)大幅な軽量化 外装にプラスチックを採用し、大幅な軽量化に成功。リアルクローズを意識したやや小ぶりなサイズにしたこともあり、旧作“METCALF”の重さの半分である約1.5kgを実現した。また、アームそのものを根本から折りたたみ可能にしたことで、街中での着用も容易になった。 (2)グラフィックプリント グラフィックデザイナーのRei Nakanishiとコラボレーションをし、外装のプラスチックにグラフィックをプリント。アルミのパーツとプラスチックのプラスチックの間を僅かにあけることでグラフィックの浮遊感やアルミの物質感を強固に。
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(3)スマートフォンなどで操作可能
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