今や「副業」はサラリーマンにとって切っても切れない処世術。とくに、転売はアプリなどインフラの充実によって気軽に参入できるようになった。だからこそ、差をつけて確実に売りたい。月に10万円以上稼ぎ出す賢者たちにそのコツを聞いた。 ――レゴ【月の儲け：40万円】 　転売で利益を得られる掘り出し物を見つけるにはセンスが必要だが、普通に店舗で買った正規品を転売し、利益を得るという方法も。脱サラ後、個人転売で月商100万円以上を得てきた中里義崇氏がオススメするのは、昨今、転売ヤーのなかでも話題のレゴ。 「なぜ、正規品のレゴをネットにあげると高く売れるのかというと、そもそもレゴ専門店が少ないため。東京だとららぽーとや六本木ヒルズなどにありますが、地方のレゴファンだとなかなか買いに行けない。だからネット転売で高く売れるんです。レゴ専門店で1600円の商品が、アマゾンだと3000円くらいで転売できます。先月レゴを約50個仕入れたときは、売上額は40万円くらいでした」 　首都圏に住んでいる人ならば、店舗に直接足を運べばいい。そして、儲けるためには数多く売るのがポイントになる。 「レゴはどれでも売れるわけじゃなく『大人向け』が人気です。例えば、最近だとスター・ウォーズ関連のモノですね。店舗で買うと600円くらいのヨーダやダースベイダーのレゴが、1200円から2000円くらいで売れます」