更新日:2022年07月24日 17:32
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史上初の「推しメン席」でメンバーとファンが急接近! AKB48シングル選抜総選挙 第一党感謝祭2016レポート

 8月7日(日)、さいたまスーパーアリーナにて「AKB48シングル選抜総選挙 第一党感謝祭2016 ~1,039,172票の愛にありがとう!~」が行われた。その名の通り、今年6月開催の「AKB48 45thシングル選抜総選挙」で、ランクインメンバーが最も多い「第一党」に輝いた、AKB48の単独イベントだ。 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1175522
史上初の「推しメン席」でメンバーとファンが急接近! 「AKB48シングル選抜総選挙 第一党感謝祭2016」レポート

感謝祭は選抜総選挙の第一党に与えられた特別コンサート

 はじめての試みだけに、どんな内容になるのかわからない部分が多かった今回のイベント。ともあれ、推しメン別に観客席を区分けする「推しメン席」が導入されたこともあり、メンバーとファンの距離がかなり近いものになっていた。本稿では、イベント本編の模様をレポートする。  開演時間になると、総選挙で同グループ最上位の第2位に輝いた渡辺麻友が登場。「今、私たちの心の中にあるのは、応援してくださったみなさんへの感謝の気持ちです」と、改めてファンにあいさつした。そして、ランクインメンバー全員をステージに呼び込み。総勢28人が獲得した「103万9172票」の10分の1の紙吹雪を浴び、改めてファンの愛を噛みしめた。

数が膨大すぎたため10分の1の枚数になった紙吹雪

 そんな感謝の気持ちを、パフォーマンスで返したい!ということで、さっそくライブスタート。「アリガトウ」「大声ダイヤモンド」など、曲調の異なる4曲をグループ全員で魅せた。「大声ダイヤモンド」では、「好きー!」というお馴染みのコールもより一層大きく響く。これもまた、“感謝”をテーマとしたイベントだからこそなのかもしれない。その後は、MCで「推しメン席」をチェックする一幕も。推しの名前が挙がるやいなや、ファンはペンライトやうちわを大きく振ってアピールした。なかでも注目を集めたのは、西野未姫推しの席。他のメンバーが驚くほどの激しいアピールぶりを見せ、場内をわかせていた。  チーム別のパートではチーム8から順に登場。「LOVE修行」(チーム4)、「チームB推し」(チームB)、「転がる石になれ」(チームK)など、各チーム2曲披露した。それまで、推しメンのチームカラーが灯っていた観客席のペンライトも、この時ばかりは出番のチームの色に。一色に統一された美しい色の海のなかで、一体感にも酔いしれた。ちなみに、パフォーマンス後のMCでも自身の推し席に呼びかけるメンバーが多数。先日卒業発表をした小嶋陽菜は「あと何回こういう場があるかわからないから、私のファンの方には目に焼き付けてもらいたいですね」と伝えていた。  イベントが中盤を過ぎたところで、ここからは「着席していれば撮影OK」というお触れが! さらに、それぞれの席へとメンバーが大移動。「ヘビーローテーション」「ファンレター」を歌いつつ、自身のファンとふれあった。サプライズだらけの展開に、ファンはうれしい悲鳴! カメラを構える手にも力がこもっているようだった。とくに、小嶋陽菜と同じく卒業予定の平田梨奈は、自身のファンの前で満面の笑顔。ファンとの思い出をより色濃いものにしたいとばかりに、じっくり話し込んでいた。 「みなさんの存在を誇りに思います」。そんな言葉で感謝を告げた総監督・横山由依の手紙をはさみ、ふたたびライブへ。客席を思い思いに移動しながら「あなたがいてくれたから」「AKBフェスティバル」など4曲を歌い、アンコールでは新曲「LOVE TRIP」のほか、「アリガトウ」を披露してシメ。終演後には、メンバーによるお見送りも行われ、大充実の大感謝祭が幕を閉じた。

コンサートの最後にはメンバーのお見送りも

 握手会や劇場とはまた違ったかたちで、メンバーとファンがふれあった今回のイベント。場内には、いつも以上に感情を高ぶらせたファンの喜びの声が飛び交っていた。AKB48メンバーからの感謝の気持ちは、ちゃんと伝わったようだ。 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1175521 ***第一党感謝祭2016のセットリスト Overture ―MC― M01. アリガトウ M02. 君のことが好きだから M03. 大声ダイヤモンド M04. フライングゲット ―MC― M05. 夢へのルート M06. 47の素敵な街へ ―MC― M07. LOVE修行 M08. ロックだよ、人生は ―MC― M09. 呼び捨てファンタジー M10. チームB推し ―MC― M11. 転がる石になれ M12. バッチコイK! ―MC― M13. ラベンダーフィールド M14. 重力シンパシー ―MC― M15. ヘビーローテーション M16. ファンレター ―MC― M17. あなたがいてくれたから M18. ポニーテールとシュシュ M19. 言い訳Maybe M20. AKBフェスティバル EN1. LOVE TRIP ―MC― EN2. アリガトウ 取材・文/松本まゆげ 写真提供/AKS
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