“ド底辺タクシー”が暴走中!? デフレ化で懸念される「悪質ドライバー」の増加
個人から法人まで無数の業者が参入して、サービスのブレが激しいタクシー業界。うっかり乗ってしまったが最後のド底辺は、乗客の想像を超えた魔窟と化していた!
何かとトラブルの多いタクシー業界。先日、業界大手の日本交通が「初乗り410円」を国交省に申請し、ついに“ワンコイン以下”のデフレ競争に突入する見込みだ。利用者には嬉しい半面、「サービスの低下に拍車がかかるのでは……」と不安もあるが、あるベテランドライバーは自嘲気味にこう語る。
「そもそもタクシードライバーなんて“はぐれ者”が多いから、これ以上悪くなることなんてない(苦笑)。前科者だって珍しくないしね。嘘かまことか暴力団のフロント企業だって噂されている会社もある」
なかでも、悪名高いのが都内を拠点にするタクシー会社Xだ。
「新米時代、先輩から教わったのが『Xとだけは揉めるな』ってこと。タクシー同士で事故でも起こしたら、荒っぽい連中が出てきて厄介だぞ、と。ヤツらもこっちがビビってるのをいいことに、やりたい放題。ホテルマンと組んで、キックバックする代わりに長距離の客を回してもらうんだ。業界内では『またXか、やりすぎだろ!』って」(前出のベテランドライバー)
「ロング」と呼ばれる1万円以上の長距離の客を巡っては、個人タクシーもタチが悪い。
「今でも銀座、新橋あたりで待機してる個タクは、身なりの悪い客だと平気で『回送』にして乗車拒否するよ。あと都庁など役所の近辺の連中は職員以外の客にはあからさまに嫌みを言ったりする。役所の寮や社宅が郊外にあることが多く、そういうロングの常連客目当てだから3000円くらいの距離なら乗せたくないんだ」(同)
デフレ化で懸念される「悪質ドライバー」の増加
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