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芸の細かさが目立った2016年地味ハロウィン【コラムニスト原田まりる】

 賛否両論ありながらも、秋の一大イベントとして根付いてきたハロウィン。昨年は六本木・渋谷ともに大盛り上がりを見せていたが、今年はハロウィン文化がどのように変化しているのかを探るべく、ハロウィン前日の10月30日、担当編集さんと二人、六本木へと取材に出向いてみた。

 一昨年の仮装はモテ線のキャットウーマン、去年は大掛かりなゾンビ花嫁ときて、もうやりつくした感があったので、今年は趣向を変えて男装スナフキンで六本木に繰り出すことにした。

スナフキン

今年は得意の美青年で勝負(帽子は手作り)

 去年味わったようなゾンビだらけの非日常空間を期待して、六本木で下車してみるものの、あれ…? 仮装している人が全然見当たらないではないか。六本木交差点はスーツ姿のサラリーマンが行き来しているだけで、ハロウィン対策の警察官の集団も、テレビカメラを構えた取材陣も待ちぼうけを食らっている。結局六本木をふらふら歩き回っても、仮装している人たちは全然見つけられず、宿がみつからずに彷徨っているバックパッカー状態になっていることに気づく。こんなつもりじゃなかったのに……。

六本木の様子

昨年あれだけ盛り上がっていた六本木だったが、なんだかさみしい

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一方の渋谷はどうか

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