ビンスとストーンコールドの長編ドラマ=序章――フミ斎藤のプロレス講座別冊WWEヒストリー第286回(1998年編)
翌日、3.31“ロウ”シラキュース大会でもストーンコールドとビンスはリング上で再び顔を合わせた。ビンスの「どうかチャンピオンらしい服装を」というリクエストに応じ、めずらしくネイビーブルーのスーツとネクタイ姿でTVインタビューに登場してきたストーンコールドは、前夜の“逮捕シーン”につづき、この日はスタナーではなく不意打ちの急所攻撃でビンスに恥をかかせた。
新シーズンの“第1回”となった3.30“ロウ”オーバニー大会には新顔が集結。WCWを退団したばかりの“問題児”シックス(ショーン・ウォルトマン)が古巣WWEに電撃復帰し、Xパックの新リングネームで旧友トリプルHと緊急合体。“堕落ユニット”DXに正式加入した。
また、UFCとNWAの“統一チャンピオン”を名乗るダン・スバーンもWWEと3年契約を交わし、ジム・コーネットをマネジャーに“ロウ”に初登場。ショー・フナキ、ディック東郷、MEN’Sテイオーの海援隊も客席からの乱入―TAKAみちのくへの暴行という形でWWEデビューを果たした。(つづく)
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文/斎藤文彦 イラスト/おはつ
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