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『孤独のグルメ Season6』4月7日放送開始 故・谷口ジロー先生に捧ぐ

(c)テレビ東京

 2月11日、漫画家・谷口ジロー氏逝去のニュースは国内だけでなく、フランス、イタリアなどヨーローッパでも大きく報じられ、多くのファンを悲しませた。

 『神々の山嶺』『「坊ちゃん」の時代』『遙かな町へ』など代表作は数え切れないが、原作者・久住昌之氏とのコンビで94年に連載が開始した『孤独のグルメ』も長く読者に愛され続ける作品だ。久住昌之氏の個性的でありながら普遍性のある心理描写、谷口ジロー氏の精緻で繊細な作画が、この作品だけの世界観を作り上げた。

 その『孤独のグルメ』ドラマ第6シーズンが、先日都内某所でクランクインし、4月7日にオンエア開始されることが発表された(テレビ東京、毎週金曜日深夜0:12放送)。主人公の井之頭五郎を演じるのは、もちろん松重豊さん。

 原作同様、物語を極めて淡泊に説明すれば「中年男が訪れた土地土地で酒も飲まずにメシを食う」と言うだけで事足りる。12年にドラマ化が決定した際には、「映像作品として成立するのか?」と懸念もされたが、原作の世界観を見事に映像に昇華させた松重さんの演技力は恐ろしいばかり。久住昌之氏が「漫画の原作を書いてると松重さんの声が頭の中で聞こえてしまって困るんだよね(笑)」と苦笑するほどの、実写版・五郎像を作り上げてしまった。

 今回のSeason6も『孤独のグルメ』らしく新展開はない(はず)。久住昌之氏は次のように語った。

「とうとう5年が経ちました。でも先日、初心にかえったような気持ちでテーマ音楽を録音しました。五郎のセリフもまた新鮮な気持ちで書いてます。ワンパターンを恐れず、けれど前を向いて作って行きたいと思っています。あたりまえのことですが、谷口さんがこれほどまでに緻密に繊細に美しく描いてこられたからこそ、原作も多くの人に読んでもらえ、ドラマも愛されているのです。決して妥協のない仕事をし続けた人でした。ご冥福をお祈りします」

 故・谷口ジロー氏の絵の世界がドラマの中で生き続けることを願いたい。<取材・文/日刊SPA!編集部>

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