更新日:2022年08月23日 15:48
スポーツ

球界関係者を悩ませる「WBCの呪い」

 今年で4回目となるWBCだが、依然としてWBCに否定的な意見を持つ球界関係者は多い。 「野手はいいけど、投手はいつもと違った起用方法や使用球、調整方法で調子を崩したりケガをする選手は少なくないんです。おまけに負けたら“戦犯”扱いされて、メンタルをやられる選手も出てくる。これをWBCの呪いという人もいるくらいなんです」(在京スポーツ紙記者) 球界関係者を悩ませる「WBCの呪い」 今年も嶋基宏(楽天)がケガで離脱。急遽、炭谷銀仁朗(西武)が招集されたが、西武にとっては泣きっ面に蜂となる。 「炭谷が招集されたと同時に森友哉がケガ。今、西武は正捕手不在です。これで炭谷がWBCでケガなどしようものなら、西武の今シーズンは開幕前から終了です」  優勝できればノープロブレムなのだが、一方でこんな明るい話題も。 「大谷不在でガッカリしていたメジャーのスカウトたちだが、ソフトバンクの千賀の投球と菊地の守備を見て笑顔が戻った。レッドソックスのスカウトを兼任するオーストラリアのディーブル監督なんかは、菅野の大学時代からのファンだから、負けても大絶賛していたよ」 ※現在発売中の『週刊SPA!』3/14発売号では「野球記者 スポーツ新聞では書けない話」という特集を掲載中。 取材・文/SPA!プロ野球取材班
週刊SPA!3/21・28合併号(3/13発売)

表紙の人/ 広瀬すず

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