球界関係者を悩ませる「WBCの呪い」
今年で4回目となるWBCだが、依然としてWBCに否定的な意見を持つ球界関係者は多い。
「野手はいいけど、投手はいつもと違った起用方法や使用球、調整方法で調子を崩したりケガをする選手は少なくないんです。おまけに負けたら“戦犯”扱いされて、メンタルをやられる選手も出てくる。これをWBCの呪いという人もいるくらいなんです」(在京スポーツ紙記者)
今年も嶋基宏(楽天)がケガで離脱。急遽、炭谷銀仁朗(西武)が招集されたが、西武にとっては泣きっ面に蜂となる。
「炭谷が招集されたと同時に森友哉がケガ。今、西武は正捕手不在です。これで炭谷がWBCでケガなどしようものなら、西武の今シーズンは開幕前から終了です」
優勝できればノープロブレムなのだが、一方でこんな明るい話題も。
「大谷不在でガッカリしていたメジャーのスカウトたちだが、ソフトバンクの千賀の投球と菊地の守備を見て笑顔が戻った。レッドソックスのスカウトを兼任するオーストラリアのディーブル監督なんかは、菅野の大学時代からのファンだから、負けても大絶賛していたよ」
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取材・文/SPA!プロ野球取材班

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