清純な主婦が50歳にして初めての風俗勤め「自分の中の女の部分が終わってしまったような気がして」
<風俗嬢のリアル Vol.4>
×月×日。今日は熟女・人妻系の某店を取材。ラブホテルのチャイムが鳴り、部屋に入ってきたのは50歳の主婦・美緒さん(仮名)である。控え目の化粧に上品なワンピースを身につけた彼女は、お堅い仕事に従事するご主人が居そうなイメージだ。1カ月前に現在の店に入ったという美緒さんは、聞けばこれが初めての風俗勤めだという。
「夫は金融関係の仕事をしています。これまでは転勤が多く、そのたびに家族で転居してたんですが、歳も歳ですし、子供の学校のこともあって、今回は単身赴任をしてもらったんですね。それで……」
そこから先は言いにくそうに言葉を濁す。そのため私からいくつかの質問をしたところ、次のようなことがわかった。以下、彼女の言葉としてまとめる。
「主人とは完全にセックスレスです。それで、自分で慰めて欲求不満を埋めようとしていました。だけど、それだけだと自分の中の女の部分が終わってしまったような気がして、すごく寂しかったんですね。
それでインターネットで調べたところ、私の年齢でも働ける風俗の店があることを知り、恐る恐る電話してみたんです。そうしたらお店の人の話し方がソフトで、安心できそうな感じがしたんですね。そのまま面接を受けて、仕事をすることになりました」
そんな美緒さん、さすがに初日は激しく緊張したそうだが、それと同時にしばらく忘れていた念入りな前戯によって、絶頂に導かれたのだと語る。そのことを口にしながら、プレイでの快感が記憶に蘇ったのか、彼女の頬が上気しているのに気付く。
「下着とかはお店用に凝ったデザインのものを選ぶようになりました。あと、ボディケアなんかも以前よりは念入りにしてますね」
撮影の段になり、美緒さんはそう言いながらワンピースを脱いだ。複雑な柄の入った、横が紐になっているパンティと、お揃いのブラジャーが目の前に現れる。
カメラのファインダーを覗きながら、「自分で慰めていたときはどんなふうに?」と私が質問すると、なんと彼女、その場で実際に始めてしまい、目を閉じてうっとり感じている表情を見せつける。
結婚前のご主人以外の男性経験は1人だけ。その後、一度も浮気することはなかったという女性が、大胆に変貌する瞬間だった。
【ゴンザレス小野】
漫画原作も手がけるフリーライターで、男女の愛と性についての取材を続け、これまでに1000人以上の風俗嬢をインタビューしている。また、一般女性の愛と性の履歴についても取材を重ねており、こちらも近日中に発表の予定。
<TEXT/ゴンザレス小野>
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