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妊娠7か月の風俗嬢は「やりたくない」と泣いた【風俗嬢のリアル】

<風俗嬢のリアル Vol.1>

「出産費用がないんです」


 ×月×日。
 今日は妊婦さんや出産後の母乳ママが働く某店を取材。現れたのは20歳の妊婦はるかさん(仮名)。現在妊娠7か月だという彼女のお腹はぷっくりと膨らんでいる。

妊婦

写真はすべてイメージです

 色白で幼い顔立ちのはるかさんの表情に変化が現れたのは、私からある質問を受けた直後だった。

 いきなり目のふちに涙が浮かび、頬を伝ってぽろぽろとこぼれ落ちたのだ。彼女は涙声で呟く。

「やりたくてこんな仕事をするはずないじゃないですか……」

 私が彼女にぶつけたのは、「風俗で働くことに罪悪感はある?」という質問である。

「普通に昼の仕事だけで出産費用が貯められたらいいけど、妊娠しちゃって働けないでしょ。だからこんなことしたくないけど、仕方なくやってるんですから。もうほんと、こんな仕事やりたくない」

 はるかさんはそう続けると、両手で顔を覆った。こういったインタビューを20年以上やっているが、女の子が目の前で涙を流したのはこれが初めてのことだ。

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夫にも誰にも話せない

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