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<第47回・駅弁大会>超人気【新幹線駅弁】を全種類食べてみた!

新幹線駅弁

奥から「E5系はやぶさ弁当」「九州新幹線はやぶさ辨當」「923形ドクターイエロー弁当」「N700系新幹線弁当」「夢の超特急0系新幹線弁当」

連日盛況が続く、日本一の駅弁大会「元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」。記者も日参し、各地の美味しい駅弁に舌鼓を打っている。

そんななか、超人気で、開場わずか2時間程度で売り切れる駅弁がある。それは「新幹線駅弁」だ。毎日各100〜150コの限定販売で、休日にはこれを求める人で、駅弁大会の会場がある7階の階段から3階まで行列ができるというほど。また、容器が新幹線の形をしていることから、駅弁ファンならずも、子供、鉄道ファンなどがそれを買い求めようと、列をなす。

今回の駅弁大会には、5種類の新幹線駅弁が出品され、マニアの心を鷲掴みにしている。記者はひそかに開店30分前に並び、5つすべての弁当の入手に成功! ここに実食レポートを掲載したい。

【E5系はやぶさ弁当 東北新幹線 新青森駅/1,150円
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E5系はやぶさ弁当

グリーンのフォルムが美しい「E5系はやぶさ」

トップバッターは、昨年3月に東京〜新青森間でデビューした本家の「はやぶさ」に先んじること3か月、’10年12月に発売され、たちまち大人気になったこの「E5系はやぶさ弁当」だ。容器はプラスチック製で、本物同様シャープなフォルムの上蓋を開けると、そこはパラダイス。子供の頃、いや、いい大人になった今でも大好きなおかずが満載だ。ハンバーグ、アメリカンドッグ、オムレツ、エビフライ、赤ウィンナーがケチャップ色も綺麗なチキンライスの上にひしめいている。赤ウィンナーとアメリカンドッグの「ソーセージかぶり」が気になったが、お子様ランチのオールスターというべきおかずに満足度は高い。デザートには青森名物、みつりんご飴が可愛く鎮座している。

【九州新幹線さくら辨當 九州新幹線 博多駅/1,150円】
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九州新幹線さくら辨當

ボリューム満点。さくらの花びらが美しい

続いては、九州新幹線全線開通を記念して’11年1月に発売された「九州新幹線さくら辨當」。こちらも「E5系はやぶさ弁当」と同じくプラスチック製の容器に入っている。小倉名物かしわ飯の上には、やはり誰もが大好きな、エビフライ、ハンバーグウィンナー、卵焼き、そしてさくらを模したかまぼこがアクセントとして効いている。特筆すべきはかしわ飯。うるち米を鶏肉の出汁で炊いたご飯はもちもちとして非常に美味しい。大ぶりのエビフライもカラッと揚げられていて、エビもぷりぷり。最後にデザートの缶みかんでさっぱりと食べることができた。

【N700系新幹線弁当 東海道・山陽新幹線 新神戸駅/1,050円 】
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N700系新幹線弁当

陶器がイイ味わいを醸し出している

お次は’07年から東海道・山陽新幹線で走り始めたN700系をかたどった駅弁。上記の2つと違って、容器はズシリと重い陶器製。蓋の合わせが若干甘く、セロハンテープで留めてあるのはご愛嬌か。内容は、ハンバーグ、鶏唐揚げ、エビフライの「お子様ランチ御三家」。そしてオムレツ、スパゲティが脇をしっかりと固めるという「鉄壁のラインナップ」だ。ご飯はピラフ、しっかりと味がついており美味しい。ただ、特殊な形状のノーズ部分に、ご飯が入ってしまっていささか食べづらいことも付記しておこう。

【923形ドクターイエロー弁当 東海道・山陽新幹線 新神戸駅/1,050円 】
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923形ドクターイエロー弁当

駅弁の老舗かつ新幹線駅弁のエキスパート、淡路屋だからできるニッチな商品

「見ると幸せになる」と噂のある、東京ー博多間を走る幻の保線専用新幹線「ドクターイエロー」。それを駅弁にまでしてしまうというマニアックさ! その心意気に鉄道オタクは狂気乱舞、昨年9月に発売されるや、売り切れ続出というこちらも「幻の駅弁」がついに駅弁大会にデビュー。容器はN700系新幹線弁当と同じく陶器製。中身はオムレツ、スコッチエッグ、カレー味のエビフライ、薩摩芋の甘煮、カレーピラフと食材を「黄色」で統一するこだわりよう。人参、インゲンの赤、緑が黄色をさらに引き立てる。オムレツ、スコッチエッグという「エッグかぶり」が中年男性的には気になるが、そのコンセプトの斬新さを前にして、文句をつけるのは野暮だといえる。

【夢の超特急 0系新幹線弁当 東海道・山陽新幹線 新神戸駅/1,050円 】
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夢の超特急 0系新幹線弁当

昭和生まれにはホッとするフォルムと味

最後は、昭和生まれの記者には懐かしい初代新幹線0系。今や「三丁目の夕日」など映画やテレビの中でしかお目にかかれなくなった車両を陶器で再現。三両連結というのも気が利いている。内容は上記4つの「お子様ランチ風」には四番バッターとして鎮座したエビフライすらない。まさに、昭和生まれに合わせた「大人テイスト」だ。寿司飯の上には錦糸卵、その上には焼き穴子、煮穴子、タコのうま煮、椎茸煮、酢蓮根、絹さや、ローストビーフと「酒のアテ」がずらりと並ぶ、安定安心の味。明石のひっぱりだこ飯でおなじみのタコのうま煮は柔らかく、本当に酒が進む。昭和に思いを馳せながらじっくりと味わう駅弁だろう。

ペンケース、小物入れなど、食べたあとの容器を利用するのもまた楽しみな新幹線駅弁。今大会で購入の際は、10時の開店と同時に開場入りすることを強くオススメする!

■「第47回元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」
1月12日(木)~24日(火)
京王百貨店新宿店7階大催場
午前10時~午後8時 ※24日(火)は午後5時閉場
http://www.keionet.com

取材・文・撮影/駅弁記者

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