ドリフを撃破したひょうきん族がカトケンに屈した…盛者必衰の80年代バラエティ番組戦国史
今日に至るまでお笑い界の頂点に君臨し続けるBIG3がその存在を確固たるものにしたのは世の中がバブル景気に足を踏み入れようとしていた最中のこと。空前のマンザイブームからスタートした80年代は綺羅星のごとく輝くお笑い界のスターたちが数多く誕生した時代でもある。
現代お笑い史において、極めて重要な意味を持つこの10年にはいったい何が起きていて、その蠢動は何をもたらしたのか。賞レースを総なめにした元人気漫才師にして現在は文筆家としてその才覚を発揮するユウキロック氏が80年代に起きた“革命”をひも解く
上方漫才師が中心となって牽引したマンザイブームだが、関東勢にその後のお笑い界を牽引する男が存在した。ツービートのビートたけしである。
1981年、彼を中心にマンザイブームで人気を博した若手芸人を集めて作られた番組『オレたちひょうきん族』(フジテレビ系)は、ザ・ドリフターズのお化け番組『8時だョ!全員集合』(TBS系)の真裏の時間帯でレギュラー放送を開始。「土曜8時戦争」と銘打たれたその戦いは、約4年間にも渡り繰り広げられたが、ついに『オレたちひょうきん族』は、テレビバラエティの王者として、16年続いてきた『8時だョ!全員集合』を撃破。番組終了に追いやることになる。
天下を獲り、栄華を誇った『オレたちひょうきん族』も、その後、加藤茶と志村けんを中心にした番組『カトちゃんケンちゃんごきげんテレビ』(TBS系)に屈し、終了に追い込まれるから歴史はおもしろい。
バラエティ番組黄金期で新たな才能が続々登場
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1972年、大阪府生まれ。1992年、11期生としてNSC大阪校に入校。主な同期に「中川家」、ケンドーコバヤシ、たむらけんじ、陣内智則らがいる。NSC在学中にケンドーコバヤシと「松口VS小林」を結成。1995年に解散後、大上邦博と「ハリガネロック」を結成、「ABCお笑い新人グランプリ」など賞レースを席巻。その後も「第1回M-1グランプリ」準優勝、「第4回爆笑オンエアバトル チャンピオン大会」優勝などの実績を重ねるが、2014年にコンビを解散。著書『芸人迷子』
⇒試し読みも出来る! ユウキロック著『芸人迷子』特設サイト(http://www.fusosha.co.jp/special/geininmaigo/)
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『80's青春男大百科』 マイケル富岡、向谷実ほか80年代を象徴する人物たちの貴重な証言。さらにはカルチャー、アイテム、ガジェットで、世の中がバブル景気に突入する直前のあの時代を振り返る!
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