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小学校5年生・宮原少年の“プオタ”っぷりに、小橋が脱帽!――小橋建太の青春おすそわけ#7【宮原健斗vol.3】

「小橋建太の青春おすそわけ」――“鉄人”と呼ばれた元プロレスラー・小橋建太が、現役レスラーをゲストに招いてトークを繰り広げる。悩めるレスラーたちに、小橋は果たしてどんな“青春”をおすそわけするのか?

 第2回のゲストは、全日本プロレス・宮原健斗。全日本人気復活の立役者である。8月27日、両国国技館大会で、石川修司を下し、三冠ヘビー級王者に返り咲いた。「最高ですかー?」という決め台詞そのままに、最高っぷりを世間に見せつけた。今回は元三冠王者である小橋が、若きエース・宮原に王者の心得を伝授する。

宮原健斗(以下、宮原):僕は子どもの頃から、小橋さんファンでしたからね。博多スターレーンで出待ちしてましたから。小橋さんが階段を降りてくると、人だかりができてるんですよ。小橋さん、一人一人にサインされてて、僕も色紙持ってサインしてもらって。小学校5年くらいですかね。小橋さんを駐車場まで追いかけたこともあります。

小橋:そのとき俺、ちゃんとサインした?

宮原:してくださいましたよ(笑)。

小橋:なら良かったよ。してなかったらどうしようかと思った。

宮原:すごく優しかったですし、やっぱりデカいっていうのが、少年ながら憧れは強かったですね。小学校3年くらいから好きでした。

小橋:その割には、俺に冷たいんだよ。

宮原:リング上ではなかなか(笑)。でも、こういう席では少年に戻ります。毎週日曜日は日テレを録画予約して、月曜日に観るのが習慣でしたから。

スタッフK:その割には、両国大会で試合終わり、小橋さんの前をスルーしてましたよね。

小橋:俺に気づかなかったの?

宮原:全然気づきませんでした(笑)。

小橋:信じられないな!

宮原:でも小橋さんに夢をたくさんもらって、プロレスラーを目指しましたから。やっぱり熱いファイトが好きだったんですけど、実はなにが好きって、あんまりないんですよね。小学生の頃なんて、「いいものはいい」みたいな。博多にいらっしゃったときは、毎回行ってましたね。階段の下で待ってました。

小橋:小学校3年って、10歳くらい? 1999年か2000年くらいの全日本のときか。

宮原:小橋さんとベイダーさんの日本武道館も興奮しましたね。2月27日だったと思うんですけど。

小橋:なんで、そんな日付まで覚えておいて、解説席にいる俺をスルーしたんだよ(笑)。

宮原:それは許してくださいよ(笑)。武道館のとき、最後、ベイダーアタックをバーンと食らった小橋さんがロープに戻って、そこからラリアットで1、2、3だったんですよ。あれが興奮しましたね。

小橋:よく覚えてるなあ!

宮原:あのときベイダーさんって、絶対的な強さがありましたよね。

小橋:宮原君は、いまやっていることを突き詰めていったほうがいいと思うよ。いつから「最高ですか?」って言い始めたの?

宮原:(2016年2月)三冠ベルトを持ったときくらいからですね。ここ1年くらいが、しつこいくらいにやってますね。

小橋:いま悩んでることとか、ある?

宮原:ないです。新しい炊飯器を買いたいな、くらいじゃないですかね。それよりも、全日本は下半期、大きい会場が発表になったので、そこを超満員にすることしか考えてないですね。

小橋:どこ?

宮原:真駒内セキスイハイム アイスアリーナ、仙台サンプラザホール、横浜文化体育館、さいたまスーパーアリーナ、チャンピオンカーニバル後楽園3連戦です。

小橋:スーパーアリーナとか聞くと、全日本、勝負に来てるなと思う。(秋山)準がやろうとしていることを引っ張っていくのは、宮原健斗じゃないとダメだと俺は思ってる。本人が一番、そう感じてるんじゃない?

宮原:その通りです。まあ、出たがりですから。プロレスラーである以上、やっぱり一番がいい。常に主役でいたいです。

記者:ちなみに、炊飯器が欲しいんですか?

宮原:すげー炊飯器が欲しい人みたいに書かないでください(笑)。すごい小っちゃい男に見えるから。

記者:以前、「プライベートはミッキーマウス」とおっしゃっていたので、炊飯器が欲しいというのは意外でした。

宮原:炊飯器は例えです(笑)。僕のプライベートはファンタジーですね。やっぱり夢を売る商売なので、ファンタジーが大事だと思ってます。憧れの人が、「自分と同じじゃん」って、ちょっとイヤじゃないですか。共感を得て人気が出る人もいると思うんですけど、僕はそういうタイプではないですね。プロレスに対して、夢というものをずっと持ち続けているので。

小橋:なにからそういうのをイメージし始めたの?

宮原:僕にとってプロレスラーって、子どもの頃からすごい崇高な存在なんですよ。サインを求めて出待ちされるくらいの求心力があったわけじゃないですか。そういうのを守らなければいけないと思ってるんです。「いつでも会えるアイドル」って言いますけど、僕はあの人たちとはちょっと違う。僕にとっては、会えない人たちだったから会場に行きたいと思ったわけで。時代の変化もあると思うんですけど、僕の中でそこは崩せないところですね。

小橋:プライベートはファンタジーって、気になるね。

宮原:Twitterとかブログとかやってるので、それを追えば意外と追えるんですけどね。

記者:でもプライベートなことは、ほとんど書いてないですよね?

小橋:追ってんじゃん(笑)。

記者:健斗様と呼んでいますから。

宮原:いいですね。健斗様、流行らせましょう!

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宮原が出てくるまで、最年少三冠は俺だった

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■「2017 旗揚げ記念シリーズ 【最終戦】 ~秋山準&大森隆男デビュー25周年記念大会~

【開催日】2017年10月21日(土)
【開場時間】16時00分
【開始時間】17時00分
【会場】神奈川・横浜文化体育館

■高山善廣選手応援「TAKAYAMANIA」の募金は小橋建太・FortuneKKでも受け付けております。
500円から募金を受け付けております。皆様からお寄せいただいたお気持ちは小橋建太が責任を持って全額高山選手にお渡しいたします。
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■「小橋建太×岡林裕二」公開インタビュー取材のおしらせ

本連載・第3回は、「小橋建太×岡林裕二」トークショーの模様を収録します。「小橋建太の青春おすそわけ」を生で目撃するチャンス! ぜひご来場ください。

【日時】10月1日(日)
【場所】有隣堂・伊勢佐木町本店(別館2F)
【参加資格】ワニブックス刊『小橋健太、熱狂の四天王プロレス』(小橋建太さん著)、『劣等感』(関本大介選手著)のいずれかを当店にてご購入のお客様に参加券をお渡しします。
※当日、参加券と引き換えにサイン本をお渡しします。また、上記2冊をお買い上げの方は、小橋建太さん、岡林裕二選手と3ショットの撮影ができます。
【詳細】http://www.yurindo.co.jp/honten/6257




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