更新日:2022年12月10日 19:02
ライフ

51歳で認知症になった男のゴミ部屋生活…妻から離婚され、最悪は孤独死か

 診断結果は初期のアルツハイマー型認知症。日常生活もままならなくなり、53歳で会社を自主的に辞めると、妻から離婚を切り出され、独り身に……。数年前からは生活保護を受けて、都内の区営住宅で暮らしている。
大量の睡眠導入剤と向精神薬

ベッドの横には病院から処方された大量の睡眠導入剤と向精神薬が。目は常に虚ろだが、一度しゃべりだすと止まらない

「家賃は1万7000円。生活扶助の8万円は、なぜか3日くらいでなくなっちゃうの。知人にカネを無心したり、通院している医者の先生にもお金を借りたりして、なんとか生きてるよ。カネをおろして封筒に入れても、その封筒をどこにしまったか忘れちゃうのよ。ひどいもんだよ。メガネもよくどこにいったからわからなくなるから、メガネを探すためのメガネを2つ置いてるんだよね。でも、そのメガネもどこにいったかわからなくなっちゃう(笑)」  ご飯を食べたら睡眠導入剤と向精神薬を5~6錠、かじりながら眠りにつく日々。孤独死という最悪の結末を迎える前に、健全な生活を取り戻してほしい。 ― 30代から始まる[若年性痴呆症になる人]のヤバい兆候 ―
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