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東大生が考える「電車の中での残念な時間の使い方/効率的な時間の使い方」

 現役東大生の布施川天馬と申します。学生生活の傍ら、ライターとして受験に関する情報発信などをしています。

考えごとが捗る場所はどこか?

東大 皆さんは「馬上・枕上・厠上」という言葉をご存じでしょうか。これは中世中国で活躍した政治家であり、詩人でもあった欧陽脩(オウヨウシュウ)が語った「文章を考える際に適している場所3選」です。これらをまとめて「三上」(さんじょう)といいます。  馬上というのは馬に乗っているとき、枕上というのは寝るとき、そして厠上というのはトイレにいるときをそれぞれ指します。現代では日常的に馬に乗る人はほとんどいないため、馬上は「車上」と言い換えてもいいかもしれません。  そういわれてみれば、僕自身、何かアイデアを閃いたり、考えごとが捗ったりするのは、この3つの場所にいるときが多いです。  ちなみに発明家のドクター中松さんは「音を遮断するため」として自宅のトイレに1億円をかけているそうなので、中松氏もトイレが一番考えことが捗ると思っておられるのかもしれません。

暗記を電車内でやるのは非効率

 さて、そんな「三上」ですが、僕が唯一注意しなくてはいけないと考えているのが「車上」です。  朝と夜のラッシュ時間に電車へ乗り込むと、車内で英単語帳を開いている社会人の方が多く目につきます。ですが、これは大変非効率な勉強をしているかもしれないのです。 「どうして電車内で英単語帳を開くことが非効率なんだ!」と思われる方も多いでしょう。しかし、十分に集中することができない環境で、集中を要するタスクを行っているため、とても効率的とはいえません。  勘違いしがちですが、暗記作業こそ実は集中力と思考力を要する大変知的な作業なのです。  今回は「電車内での残念な時間の使い方と効率的な時間の使い方」についてお伝えします。
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なぜ電車内での英単語暗記はやめるべきなのか?
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